奥野祐次先生のコラム

COLUMN
COLUMN.32

シリーズ「五十肩の痛み」 その3

五十肩の痛みの原因は、不要な血管だった!?

だとしたらどうでしょうか?

これは驚きですね。

 

関節には、それを包んで取り囲む袋のようなものがあります

これを「関節包」と呼びます

最近になって、五十肩の患者さんで、関節包の一部に血管が増えてしまっていることがわかりました

しかも、人間の身体にとって必要な血管ではなく、不要な血管です

不要な血管というのはどういうことかというと

「栄養を運ぶことをしていない血管」です

上の2枚の写真は正常な人と五十肩の人の肩の血管をうつした写真です

五十肩の人では、血管が関節包の一部分にできているのがわかると思います。

この血管が「不要な血管」です

これらの血管の流れはとても早く

栄養を運ばずに、すぐに静脈に戻ってしまう血管です

しかも、この増えた血管の周りには、神経線維が豊富に存在することもわかってきました。

このことから、この関節包の一部分で増えてしまった血管が痛みの原因ではないかとする論文がアメリカから出ています。

私たちも、この異常に増えた血管が原因だと考えています

その一番の理由は、この異常な血管の流れを遮断してあげると

五十肩の痛みが劇的に良くなるからです

 

ちょっとやそっと良くなるではなく

「劇的に良くなる」

しかも、流れを遮断してから、“すぐあと”に良くなっている

 

このことが、私たちがこれらの不要な血管が痛みの原因だと考えている理由です

 

「その4」に続く

※治療前後の写真です↓

 

 

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