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Q鎖骨の下が筋肉痛みたいになっています。

首がこったり肩こり、背中、腰と痛みます。
背骨ぜんたいと鎖骨の下あたりに、コリコリとした感触の筋肉痛のような痛みがあります。


夜寝ているとときたまズキズキと痛みが強くなる時もあり、いまは癖になっていまし背中全体がずっと痛い状態です。
息を吸い吐くといった自然な呼吸も違和感を感じます。
どういった原因で何科に行けばいいでしょうか。

A

背中の背骨沿いの痛みと、鎖骨のしたの筋肉痛と言うことで、広い範囲に症状があり、大変お辛いかと思います。

背中の痛みですが、急激に発症した(夜間に急に痛くなったり、今までなかった症状が急激に出現してきた)ものでしたら、まずは命に関わる疾患を否定しなくてはなりません。

例えば大動脈解離や、気胸(肺に穴が開く)、心筋梗塞などです。
これは内科や循環器内科を標榜している開業医、病院で診断可能です。

 

しかし、症状が慢性的(1ヶ月以上続くような)な場合はこのような病気の可能性は下がってきます。

その場合はまず整形外科で骨折などの異常がないか、チェックすることをお勧めします。
特に呼吸をするときの胸の痛みは、肋骨が痛んでいる可能性があります。

それでも異常がない場合は、不要な血管が増えることで痛みの原因の可能性があります。
当院のモヤモヤ血管の治療内容をご参照ください。

Qヘルニアの腰痛ひどくて仕事を辞めようか悩んでいます。

30代後半の男です。
5年間慢性の腰痛に悩み、年々症状が悪化し椎間板ヘルニアになりました。

コルセットで腰を擁護し、ブロック注射、座薬とだましだまし対応しています。

重たい荷物は運べず、車の運転や乗り降りさえつらい状態です。
医者からも安静にすることが治療といわれていますが、そうなると仕事を辞める必要があります。

激痛で夜間もぐっすり眠ることができません。
また腰の痛みで、転んでしまうことがあります。

このまま悪化すると内蔵にまで悪影響を及ぼすと言われており、何か改善方法ないか不安の日々です。

A

椎間板ヘルニアと慢性の腰痛で、仕事に支障をきたし日々つらい思いをされていると思います。

椎間板ヘルニアですが、痛みの原因は必ずしも椎間板ヘルニアによるものだけではないかもしれません。

椎間板ヘルニアがMRIなどで分かっても、症状がない人がいます。

また椎間板ヘルニアの手術を行なっても、症状が変化しない人がいるからです。

 

椎間板ヘルニアに伴い、下半身の筋力低下や、明らかなしびれ、感覚麻痺などがあれば、それは手術が必要な場合がありますが、腰の痛み(とくに夜間痛の症状)であれば、もしかすると神経根(脊髄から神経が分岐する部位)の脂肪組織の炎症が関連している可能性があります。

 

 

腰痛に対して、「またこの動きをすると腰が痛くなる」という不安や恐怖から腰をかばうことで、体を動かさなくなり運動不足から免疫力が落ちたり、脳が適切に痛みを受け取る機能が欠落することで、痛みを強く感じてしまい悪循環になることもあります。

 

 

夜間の強い痛みが出ている段階では、運動はしないほうが良いですが少し改善すれば腰痛の悪化を防ぐストレッチが有効かもしれません。

 

腰部への負担を軽減するためには、股関節の動きと胸椎の動きがポイントです。

腰痛の方は、腹部が硬いことが多いです。

腹部が硬いことで骨盤周辺の筋肉が働きにくくなり、腰への負担が大きくなりやすいです。

 

 

おなかの真ん中あたりを縦方向に(みぞおちからおへそ)マッサージします。この縦のラインは白線と言われます。

このラインを縦方向に指の腹をあて、少し圧をかけながら上下に動かすようにマッサージしていきます。

 

この部分が硬くなると、胸椎の動きが制限されやすくなり、腰付近への負担がかかりやすくなります。

また、肋骨の下部に沿ってマッサージすることも有効です。

強い痛みが軽くなってきたら、腹部のマッサージを試してみてください。

 

さらに痛みが軽減してきたら、胸椎を動かす運動を行います。

うつぶせに寝て、ゆっくり深呼吸をします。そこからゆっくり上体をおこし、床に両肘をつきます。
両肘で上体をささえ、体をそる姿勢を維持したまま深呼吸を5回ほどします。

 

この運動で痛みが出たら、仰向けに寝て両足を抱え、頭を少し上げ背中を丸くし深呼吸を5回ほどします。

 

 

この2つの運動は、痛みが出るようなら中止してください。

Q数か月前から小指に痺れがあって、肘周辺に痛み・違和感があったので病院へ行きました。

診断は、肘部管症候群(骨棘こっきょくアリ)でした。

神経伝達検査をしましたが異常なし。様子をみるためメチコバールを飲んでいますが改善はみられません。

最近は何もしなくても違和感と痛みがあり、腕が痛だるくなります。

あきらかに肘周辺が、腫れたような感じがあり指のしびれも改善されつつあるものの、ジワーとした違和感があります。

毎日、痛みで憂鬱のため治療法があれば知りたいです。

A

症状からして、肘の内側(上腕骨内側上顆:じょうわんこつないそくじょうか)とよばれる部位に強い炎症をおこし、そこの近くを通っている神経(尺骨神経)が過敏になっていると想定されます。

 

ゴルフ肘(ゴルフをしない方でも悪くなることがあります)の症状かと思われます。

何もしていない状態とは、神経に物理的な刺激が加わってなくても症状があるため、かなり強い炎症をおこし神経が過敏になっている状態です。

治療方法としては、何もしなくても痛い場合は、原則安静です。

それでもよくならない場合は、局所注射(ステロイドなどの炎症を抑える注射)などを行うこともありますがステロイドは腱(筋肉を骨に付着させる仲介役)を弱くする作用があるため、何度も行える治療ではありません。

 

強い炎症を起こしているモヤモヤ血管を減らすことで痛みを軽減することが最近の研究ではわかってきました。

治療法としては、痛みのカテーテル治療を施術することで改善が見込めます。

 

Q誘発筋電図検査について質問です。

手の痺れ、痛み、こわばりやむくみがあり検査をしました。
肩甲骨の痛みもときたまあります。

首のMRIもねんのため撮りました。
椎間板がでっぱってる箇所はありましたが症状が出るほどではないと、異常なしでした。

詳しい説明はなく投薬のみの継続になり、結局手の痺れや痛みの原因はどこから来ているのか気になります。


この検査は、症状のある腕の神経数本やって、全部異常なしでした。

この検査で否定される病気や、
逆に考えられる病気を教えてください。

リウマチかと思っていますが、症状は朝だけではなく日中もあります。
肩甲骨の痛みや腕のだるさも感じます。

たまに関節も痛みますが第一関節で、症状が出るのは主に中指薬指小指です。

A

筋電図検査で、神経伝達障害がわかります。

この検査を受けると、否定できる病気は糖尿病性神経障害、筋萎縮性側策硬化症などの神経自体に障害が起こる病気があります。

主に中指薬指小指の第一関節の痛みに関して、
これは「へバーデン結節」という、変形性関節症の一種の病気と思われます。

不要な血管が増え、慢性的な炎症が手の関節に起き、痛みや骨が徐々に破壊されることで指が変形したりすることが特徴です。

この病気は手の指自体が炎症を起こしているので、肩甲骨や頸椎に異常がなくとも症状がでます。

手の指の骨の変形は、レントゲンで確認できます。またへバーデン結節の特徴として、第一関節の背側が赤く腫脹して、その部分が痛むことが特徴として挙げられます。
特殊な治療方法として、手の動脈注射治療があります。

詳細はこちらをご参照ください。

Q数年前から膀胱の痛みがあり、痛いときはリリカを飲んでいます。

先日専門の病院で、レントゲンと膀胱鏡検査をしました。
どちらも異常なしでした。
自分でも、膀胱鏡検査中の画像を見ましたがとても奇麗でした。
医者も痛みの原因がわからず、病名も分からないままでした。

今回、二回目の検査になります。
一回目は、数年前です。

そのときは間質性膀胱炎と診断されました。
痛みの原因は何が考えられますか?

癌の疑いはありますか?

A

胱癌であれば、尿細胞診や膀胱鏡で異常が見られるはずなので、癌の可能性は低いと思います。

数年前に間質性膀胱炎と診断されているとなると、痛みの原因として考えられます。

症状は頻尿、尿意亢進、おしっこが溜まったとき、排尿時に痛みがあります。

通常、膀胱鏡ではハンナ病変や血管新生の集簇(しゅうぞく)が見られます。
膀胱鏡で異常所見がなかった、ということなので間質性膀胱炎以外の疾患(婦人科疾患など)も可能性は低いです。

間質性膀胱炎は、指定難病です。
食事療法、内服、膀胱水圧拡張術などありますが、まだ有効な治療方法がほとんどありません。

大変つらいと思いますが、原因と思われる血管新生(モヤモヤ血管)に対する治療が痛みを緩和する可能性があります。

間質性膀胱炎の異常血管に対する血管内について、一度ご参照ください。

詳細はこちら

Qテニス肘(上腕骨外側上顆炎)について。

数週間前から右腕が痛くて、

伸ばす・曲げるの動作
肘を伸ばした状態での指を伸ばす動き、
手に力を入れると痛みます。

肘を伸ばした状態で、350㎖缶が持てません。
肘を伸ばした状態での手首の動作には痛みを感じません。

テニス肘だと病院で診断をうけました。

湿布や痛み止め、テニス肘用の固定バンドを渡され使っていますが
痛い状態は、緩和されません。

腕に負担をかけないよう、仕事も休んでいます。
最近では右の前腕が全体的(特に尺骨付近)に腫れています。
見てわかるほど手首が腫れています。
肘頭付近(曲げた時にくぼむところ)の骨を押すと痛みがあります。

教わったストレッチをやっても全く痛みもひかないし、むしろ悪化している感じです。

A

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、症状が軽ければ安静にして、痛みの出る動作を控えることで症状が回復することもあります。

時々、痛みが強くなり、軽い動きやものを持つだけで強い痛みを感じることもあります。

通常テニス肘は、痛み止めや湿布と安静で対処しますが、
症状が強い場合は、効かないこともあると思います。

明らかに見た目で腫れている症状は、強い炎症を起こしていると思います。

前腕の方まで炎症が広がることもありますが、発熱症状があるような場合は感染(蜂窩織炎ほうかしきえん)の疑いも考えられます。
ですが、ここ数週間という経過を考えると、テニス肘だと思います。

強い痛みが続く場合は、治療方法として、肘の外側に局所麻酔薬とステロイドの注射をすることがありますが、
ステロイドにより腱が弱くなることがあるので、継続することはおすすめできません。

炎症を起こし、神経が興奮して過敏な状態になっているので炎症をおさえるにはカテーテル治療をおすすめします。

 

Q20代です。昔から便秘になりやすい体質で、痔があります。

病院で、塗り薬や酸化マグネシウムをもらって対応しています。

薬がきれるとまた便秘になります。

肛門からかなり多い量の出血をします。手術が必要でしょうか?
毎回、排便時に激痛が走るのでとてもつらい日々です。

A

20代の排便時の出血であれば、切れ痔かいぼ痔(内痔核)と疑われます。

切れ痔は、手術の必要はないかと思われますが、いぼ痔なら手術をうけた方がいい場合もあります。

可能なら緩下剤(かんげざい)など便を柔らかくして、ウォシュレットで清潔にするなど、保存的にみることが多いです。

それでも難しいこともあると思います。

 

薬をつかっても、繰り返し出血がある場合、痔の治療として、患部にふれずに治療できる「痔のカテーテル治療」が有効かと思われます。
詳細は、こちらのURLよりご参照ください。

 

 

Q両足の裏(土踏まず)が痛みについて

病院(整形外科)に行き、足底腱膜炎と診断されました。
ボルタレンゲルを処方されました。

使うとと痛みが酷くなります。足を切断したくなるぐらいです。
ボルタレンは使い続けていいのでしょうか?

A

足底腱膜炎は、腱(筋肉が骨に付着する部分)が繰り返される刺激によって炎症がおき痛みになっています。

 

ボルタレンは鎮痛薬です。

 

動きの痛みを効果的に抑える効果はあまりないことが多く、継続的につかうと胃腸障害などが懸念されます。
1度使って、効果がない場合は何度使用しても同じことが多く、やめることをおすすめします。

足底腱膜炎の治療は、

 

・ 痛い動作をしない

・ 足底筋のストレッチ

・ 靴のインソールを調節して足裏への負担を軽くする

 

まずは、手術をしない治療を行います。

改善がみられない場合は体外衝撃波治療、内視鏡手術を行うことが多いです。

 

しかし体外衝撃波治療は、痛みの原因に直接アプローチするものではないため、受けても治らないという方が一定数おられます。

 

足底腱膜炎の原因として、血管と神経が一緒になって増えていき治りにくい痛みの原因になっていることが知られています。

特に激しい痛みが数か月以上続いている場合は、正常ではない「モヤモヤ血管」が増殖しているため、治りにくくなっていることが多いです。

Q両手の小指部分が痛み

小指を動かすと、第一関節が痛みます。
毎回ではなく、1日に数回痛くなります。

日常生活に支障はないですが、痛みが伴うので、気になってしまい毎日ストレスです。

A

指の第一関節の痛みは、「へバーデン結節」という、変形性関節症と呼ばれる病気の一種だと疑われます。

 

症状としては第一関節の痛み、また関節の背側(指の背側)が赤く腫れたり、熱を持つことが特徴です。

片手から症状がでることがありますが、徐々に広がり両手の人差し指から小指まで広がることが多いです。

また親指が痛むこともまれにあります。

女性ホルモンの減少が痛みの原因と言われており、進行してくると、指の変形が進みます。

痛みには波があるのも特徴で、1日に数回痛くなる場合や悪化すると夜間痛くなったり、少しものが触れるだけで痛むこともあります。

治療として女性ホルモンの補充や、テーピングによる圧迫などがよく行われる治療になります。
オクノクリニックでは、動脈注射による治療も行っております。

 

ぜひお問い合わせください。

Q背中の痛み(左上から背骨のあたりに鈍痛)

胸の痛み(苦しいような圧迫感があるような)

側頭部の痛み(左側頭部から頭全体にかけてズキズキする)

手足が重くダルイ感じとめまいもします。
この数か月(2~3か月)肩こり、首こり、腰痛に悩まされています。

病院に行く場合は、何科になりますか?

A

それぞれの症状で考えられることを書いてみました。

胸の痛みの苦しいような、圧迫感がある症状は、心臓などの命にかかわる病気の可能性があります。

とくに突然発症した(突然痛くなった)、一定時間歩くたびに痛みがでる症状がある場合は
緊急を要することがありますので、早めに近所の内科(循環器科)を受診してください。

この場合、肩こり・首こりに頭痛を合併することはよくあります。

首こりは、頸椎症(けいついしょう)の症状。特に腕のしびれ、力が入りにくい状態があれば整形外科でMRIを撮影してもらうのがいいと思います。

めまいは、耳鼻咽喉科になります。

どのような状況でめまいがでるのか、頻度、回転性(ぐるぐるまわる)か水平性(横に揺れる)のかメモしておくと、受診したときの参考になると思います。

Q左の肩から二の腕までの我慢できない痛みについて。

つねに自分で揉んでいないと我慢できない痛さです。痛みを感じはじめて、約2週間が経過しました。

鍼治療や整体にも行きましたが、一時的に楽になるだけですぐに痛みが数時間後にはぶりかえします。
左の二の腕が特に痛いです。

何が原因かは、わからないのですが日を経つごとに痛みがひどくなっています。特に大きな怪我はしていません。

病気は、1年半くらい前から、不眠症になり睡眠薬と安定剤をもらっています。原因や病院に行くなら何科を受診したらいいか、アドバイスをお願します。

A

肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩)かと想定されます。

 

肩の関節で、強い炎症(原因が明らかでなくとも、ちょっとしたきっかけで発症します)をおこし、場合によっては強い痛みが出現することが特徴です。
軽症であれば、自然によくなることもありますが、今回のように重症化すると、強い痛みが出現します。

ここまで症状が悪化すると、整体や鍼治療は一時的な対処法となり痛みがくりかえされます。
強い刺激を与えることで、逆に痛みが悪化することもよくあります。

特にじっとしていても痛みが出たり、夜間にも痛みが発生する場合は、刺激を加えないほうがいいです。
原因は、新たに増えた血管(モヤモヤ血管)が原因であることが最新の研究ではわかっています。それに対するカテーテル治療を検討されるなどおすすめします。

Q歯ぎしりについて

歯ぎしりが酷く頭痛、首や肩こり背中を中心とした凝りに長年悩まされています。

こっている状態を越えて、ズキズキとした痛みがあります。

マウスピースがいいと聞きますが、それだと歯は守られますが力んでいるので凝っているのだと思います。
改善方法などありますか?

A

歯ぎしりによって咬筋(こうきん)という顎の筋肉が硬くなりやすくなります。

この筋肉が硬くなることで、顎の関節が動きにくくなり、首や肩、背中の筋肉への負担も大きくなることで痛みにつながることがあるようです。

 

顎の関節は、実は頭の位置を調整するバランス機能を持っています。

この顎によるバランス機能が悪くなると、首や肩、背中の筋肉で代わりに頭の位置を調整しようと頑張るので負担が大きくなると考えられています。

 

マウスピースは歯を守るだけでなく、歯と歯が合わさる時の圧力を吸収してくれるものと言われています。

この圧力を軽減させることで咬筋への負担が減り、硬くなることを予防してくれると思います。 マウスピースを使うのも良いですが、自分でできるマッサージの方法をご紹介します。

 

まずは、咬筋のマッサージです。 頬の顎の関節のあたり(口を開けたり閉じたりすると動くところ)に指の腹を当てます。

軽く圧をかけながら優しく円を描くようにマッサージしましょう。

もう一つは、側頭部(耳の上周囲)のマッサージです。

耳の上から後頭部にかけて指の腹を当て、頭皮を動かすようにマッサージします。上下、前後に動かすようにマッサージしましょう。

どちらのマッサージも優しく行うようにしてください。

 

分かりやすく動画にまとめました。 ご参考までに

Q運動不足解消のため、ストレッチの動画をはじめて2か月弱です。

数年前から長時間運転していると、ももの裏がジンジンしたり、お尻の骨の辺りが痛くなる感じがありました。
ストレッチ動画で足パカや開脚、寝た状態で股関節回しをするよう努力しましたが、固い椅子に座ったり、数時間の運転でも状況は変わりません。
お尻の骨周辺のこりや痛みも感じます。


自己流でストレッチを続けている影響でしょうか?
せっかく習慣化したストレッチなので、続けようと思うのですが、股関節回しや足パカを避けて他のストレッチをしようと思うのですが、この状況を改善できるストレッチなどあれば教えてください。

A

股関節への負担が大きかったのかもしれません。

もう少し強度を下げてしてみると良いと思いますので、2つご紹介します。

[1]

脇腹からお尻にかけてのストレッチです。 両脚を曲げてあお向けに寝ます。
できれば両手を横に広げましょう。両側一緒に膝を横にたおします。そうすると、お尻から脇腹のあたりが伸びてくると思います。
そのままで深呼吸を5回行います。両側3回ずつしましょう。

[2]

お尻のストレッチです。
両脚を曲げてあお向けに寝ます。その状態から足を組みます。足を組んだまま、両脚を両手でかかえます(できれば下にある方の太ももを抱える)。
そうすると組んだ側(上にある方)のお尻から太ももが伸びてくると思います。そのままで、約20秒伸ばします。両側3回ずつしましょう。

Q体重が重い影響で、歩くと足首が痛くなります。

数か月前は、膝に水がたまり変形性膝関節症と診断されました。

痛みを改善するために自宅でできる体操を毎日やっていたら膝の痛みがおさえられてきました。
足首の痛みを改善するためのストレッチがあれば教えてください。

足首はどこを鍛えるとよくなりますか?

A

足首にかかる負担は、足の指の動きに大きく関連があると言われています。

椅子や床に座って、足の裏側から足の指の間に手の指を入れます(恋人つなぎのような形です)。

手の力を使ってゆっくり足の指を曲げたり伸ばしたりを20回ほど行います。
次に少し手で抵抗をかけながら、足の指の力で曲げ伸ばしを行います。 今度は、かかとに手のひらを当てて足首を回すように20回ほど動かします。

椅子に座った状態で、かかと上げたりつま先を上げる動作も良いと思います。
軽くリズミカルに行うことで、足首と足首周りの筋肉の動きを良くすることができると思います。

Q3~4年前から頭が痛くなるようになりました。

整体に行きマッサージしてもらったら首はよくなったのですが、頭は痛かったので行くのをやめてしまいました。
脳神経の病院にも行きました。CTを撮影したのですが異常なしで偏頭痛かといわれました。薬を処方されましたが効きませんでした。


出来るかぎり薬は飲まない方がいいかなと首を回したり、マッサージするようにしていますが改善しません。

A

偏頭痛かどうかは判断しかねますが、わかる範囲で記載します。

CTで、問題がないというのであれば、首などからの影響の可能性が考えられます。

首周りの筋肉が過剰に緊張することで、頭部の表面にある筋肉が引っ張られ、痛みが出現することがあります。
他に、眼精疲労から痛みにつながることもあります。

首周りの筋肉が過剰に緊張する原因としては、背骨の動きが悪くなっていることや首の動かし方に原因があります。
顎が前に出るような姿勢(スマホを見る姿勢)になると、首周辺の筋肉が過剰に緊張するようになってしまいます。

顎をひいた状態で、耳の穴を軸にするように意識して上を向く下を向くを動く範囲で数回行うようにしてみてください。

 

あとは、耳の周りのマッサージもおススメです。
耳の付け根の周りに指の腹をあてて、頭皮を動かすようにマッサージしてみてください。

痛みが軽減するといいですね。

Q50歳です。最近、仕事で腰痛や足のだるさを感じます。
腰の痛みは、朝起きたとき動きが鈍くなります。

治療院 整体 針など色々行きましたがなかなかよくなりません。ジムに行ってスポーツをしたほうがいいのか検討中です。
自分でストレッチしたほうがいいかと思うのですが、いい方法ありますでしょうか。

A

腰痛や足の疲れを感じているんですね。

普段の生活の中で、どのような負担がかかっているか分かりませんが、考えられることを明記します。

筋肉をつけたほうがいいと言われることも多くありますが、逆に悪化してしまう場合もあるので注意が必要です。
できれば、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動がおススメです。

また、股関節や肋骨の動きを良くすることで腰への負担が軽減できる可能性があります。
いくつかご紹介します。

[1]

体幹をひねる運動です。椅子に座った状態で骨盤は動かさずに体を左右にゆっくりひねります。
みぞおちを支点にしてひねるようにします。そうすることで、胸椎の動きを引き出すことができます。
左右交互に各10回ほどやってみましょう。

[2]

股関節のストレッチです。椅子に座り、片側の足首を反対側の膝の上に置きます。
すねが水平になるように股関節を開き、その状態で背中をまっすぐしたまま、おへそを床に近づけるように体を前に倒します。
そうすると、上にある側のお尻から太ももの筋肉が伸びてはってくると思います。
筋が伸びている感覚がある状態で30秒キープします。このようにするとお尻の奥の筋肉が伸びて、股関節の動きがよくなります。

 

[3]

お腹のマッサージ。あお向けに寝てお腹に両手を当てます。
少し圧をかけながらゆっくりやさしくいろんな方向に揺らすようにマッサージします。
お腹が硬くなると前屈みの姿勢になりやすく、無意識のうちに姿勢を直そうと背中の筋肉が頑張ってしまい硬くなることがあります。

 

毎日どれかひとつでもやってみるといいかもしれません。

Q左前十字靭帯再建手術をしました。


リハビリは終了し、スポーツ復帰を果たしました。
左の筋力がまだ弱いため(右の筋力と比較した際)筋トレをすると左のハムストリングスをつってしまいます。

両足ヒップリフトをしても、左のハムストリングスがつってしまいます。


ダッシュやターンなどはできますが、左脚が上手く使えていないのか右脚だけ筋肉痛になる日々です。


部位の名前が分かりませんが左の大殿筋の奥側、お尻の痛みがつらいです。


左のハムストリングスがつってしまう原因や、改善方法について筋力トレーニング・ストレッチなどがあれば教えてほしいです。

A

筋トレやスポーツなど動くときにハムストリングスをたくさん使うような動きになっているのだと思います。

 

ハムストリングスが過剰に使われ、負担が大きくなりつってしまうと考えられます。

 

ヒップリフトでは膝を曲げる角度を変えてはいかがでしょうか?
膝を曲げる角度を大きくすると臀筋がよりたくさん使われます。

 

また、股関節内転筋群(太ももの内側の筋肉)が働きにくくなることで骨盤や股関節の不安定さが症状として出てくることがあります。

その不安定さを解消するために、ハムストリングスへの負担が増えるということもあると思います。

 

ヒップリフトの際に両膝の間にまくらなどを挟みながら行うことで臀筋と内転筋を同時に働くようになります。
腰がそらないように、注意しながらお尻を上げ、上げたところで30秒キープしてみましょう。

 

お尻のストレッチについて、

 

椅子にすわり片側の足首を反対側の膝の上におきます。

 

すねが水平になるように股関節をひらき、その状態で背筋をしっかり伸ばし、おへそを床に近づけるように体を前にたおします。

 

足が上にある方のお尻から太ももの筋肉が伸びる感じがすると思います。

 

筋が伸びている感覚がある位置で、30秒静止します。

 

このようにするとお尻の奥の筋肉が伸びて、股関節の動きがよくなると思います。

 

 

無理はせず試してみてください。

人それぞれに身体のバランスがあります。

気になる場合は、診てもらうといいかもしれません。

Q股関節周辺の圧迫感、こわばりが酷くて夜も寝ることができません。

軽度の臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)と診断されました。
日常生活に手、筋トレやストレッチを続けています。

受験勉強のため、座っている時間が長いです。
朝起きた時から足が重く、圧迫感とこわばりがあります。夜間、寝ているときもこの圧迫感とこわばりがありぐっすりとは寝れません。

解決方法はありますでしょうか?

A

長時間座っている生活のため、股関節周囲の皮膚や筋などの組織が硬くなり、症状につながるのかもしれません。

股関節だけでなく、関節周囲の組織が硬くなることでリンパなどの流れも悪くなります。

長時間の坐位になる時はときどき時間を決めて血流を促す動きをおススメします。
30分に1回以上、座ったまま片側ずつお尻をあげる動きや、骨盤を後ろに倒すように背中を丸めたり、伸ばしたりする動きをするといいです。

また、就寝前やお風呂に入っているときにお腹(おへその下あたり)や股関節の前側のマッサージを行うことも組織を柔らかくします。
手のひらをあて、少し圧をかけながら皮膚を動かすような感じで円を描くようにマッサージします。

おへその下あたりと股関節には大きなリンパ節があります。

そこの流れが悪くなると、足の重たさや圧迫感などを感じるときがあるのでマッサージをして流れをよくしてみてください。

Qボールを全力で投げられなくなって約3年経ちました。

日常生活は問題ないのですが、ボールが指から離れる瞬間激痛がはしります。
肩があげられなくなるほどです。

何かモノを投げると痛いのですが、シャドーピッチングは痛くないです。

私の投げるフォームに揉んだんがあるのか、骨か筋肉など傷めているのか知りたいです。
以前は硬式野球をやっていましたが、当時は痛みで悩むことはなかったです。

現在は、軟式野球をしています。

A

投球フォームやからだの使い方の問題が、大きいのではないかと思います。

ボールが指から離れる瞬間の肩甲骨と上腕骨の位置関係に問題があると痛みが出てしまう可能性があります。

 

硬式と軟式のボールには、硬さや重さの違いがあります。
それによって、肩への負担に変化があったのかと思われます。

 

この負担によってモヤモヤ血管が発生し、痛みを起こしている可能性があります。

この負担を軽減するためには、手がいろんな位置にある時に対応できるような肩の安定性を維持することです。

 

100円均一などで売っているような手の大きさくらいのボールを使います。
そのボールを壁にあて、コロコロと円を描くように動かします。
手は、すこし外側の斜め上で肘は伸ばした状態で行います。大きな円や小さな円を描くように動かしてみてください。

 

そうすると肩を安定させる筋が働きやすくなると思います。

Q2年ぐらい痛みで悩んでいます。

特に野球でボール投げる時に肩に、強烈な痛みが出現し思い切り投げれません。

2年前に体育の授業で、右ひじを地面に強く打ち付けたのが原因だと思っています。次の日から肩に違和感を覚えました。
そのまま何もせず、ほったらかしにしていました。病院にいくほど辛い痛みでもなかったので。

数か月後体育の授業で、ボールを投げる行為をした際に、投げられないくらいの強烈な痛みが肩(三角筋あたり)にはしりました。
接骨院に通い電気治療をましたが、やはり肩に強烈な痛みがくるので4割ほどの力でしか投げれませんでした。

その後、毎週整骨院で肩の筋肉のマッサージを受けましたが改善の兆しがありません。
以前のように思いっきり投げれるようにしたいのですが、どうすればいいでしょうか?

A

右肘を打った時に間接的に肩に何らかの負担がかかり、その部分に炎症が起きていると思います。

ある特定の動作(この場は全力でボールを投げること)でさらに炎症が生じている部分に刺激が加わり、痛みにつながっていると思います。

3か月以上痛みが続いている場合には、炎症の生じている部分に異常な血管が増えておりそれが炎症を引き起こし
その炎症によって周囲の神経を刺激し痛みに影響するという可能性もあります。

肩への負担を減らすためには、体幹や下肢の動きが大切と言われています。

股関節前面のストレッチと体幹をひねる運動をご紹介します。

・ 片膝立ちになります。膝をついている側の足を少し後ろに引きます。両手は前側の膝に置き、前に体重を乗せていき後ろ側の股関節の前面を伸ばします。
このとき、腰が反りすぎないようにすること、骨盤はできるだけまっすぐ前を向くようにすることを気をつけます。

・ 四つ這いで投げる側の手を頭の後ろに置きます。ゆっくりと体をひねります。肘が天井を向くように、動く範囲でひねります。このときに骨盤が一緒に動かないように気をつけます。このひねる動きを10回程ゆっくり繰り返して行います。

体幹や下肢の動きが良くなると肩への負担が減っていくと思います。

Q軟式野球でピッチャーをやっています。

しっかり投げた次の日は、肩や腕の後ろの部分が痛くなります。
毎回そうなります。

投げ終わった後のケア、翌日以降に何をすれば痛みを軽減できるか知りたいです。
予防方法などあればアドバイスください。

A

投球後は、肩の周りに炎症が起こるような状態になります。

うごきの中で、負担の大きい部分(肩)は炎症が起こりやすくなり痛みが出現しやすくなります。

通常は、数時間~数日で炎症が治まると言われていますが、繰り返し負担がかかることで痛みが長引くこともあります。

肩、腕の後ろの部分に痛みが出るのであれば、投球動作のフォロースルーの時に、肩関節を安定させるためその部分が大きく働いているのだと思います。

体幹をひねる動きが少なくなることで、負担がかかることがあるようです。

 

体幹をひねる動きを出す運動を1つご紹介します。

 

四つ這いになり、肩の下に手がある状態にします。投球側の手を耳の後ろに当て、体をひねりながら投球側の肘を天井に向けます。
この時、骨盤が開かないようにまっすぐを保つようにしてください。

この動きが楽にできるようになったら、床についている手を反対側の肩の下について同じように体をひねる動きをしてみましょう。
左右ともに行うことが良いと思います。無理に動かすのではなく、動く範囲でするようにしてくださいね。

 

投球直後に肩のアイシングを行うこと
(投球終了後30分以内に行うことが有効だそうです)が一般的な炎症を抑える方法です。

 

そのあとは、入浴をして全身の筋肉を休めることや腕の後ろの筋肉を反対の手でつかんで横方向や縦方向に揺らすこと(30秒程度)で筋肉がほぐれやすくなります。

ストレッチや筋肉をほぐすタイミングは、アイシングの後や入浴後や就寝前でも良いかと思います。

Q肩が痛く、整形外科にいって診てもらったところ骨端線(こったせん)が少し開いていますと診断されました。

肩に負担をかけないように、1ヶ月野球でボールを投げないようにといわれました。
何もしなければ筋肉が落ちるので、有効的なトレーニングをしたいので教えてください。
野球を再開したとき、すぐ復帰できるようにしたいです。

A

投球をしない間は、体幹と下肢のトレーニングを行うことで再開した時に肩への負担を軽減できるかと思います。

 

[1] 体幹の回旋運動

骨盤と顔はまっすぐ前を向き固定したまま、体幹をひねります。
みぞおちが左右に向くように意識してください。初めは、手を胸の前で組んで行います。
慣れたら、手を伸ばしながらしてみましょう。
体幹をひねりながら、前側の手を伸ばし手のひらを外側へ向けるようにひねります。左右交互にゆっくりと10往復ほどしてみましょう。

 

[2] 全身のバランスを取る練習

片足立ちで、ジャンプします。
この時、同じところに着地できるようにすることを意識します。
地面に印をつけて、同じところに着地できているか確認すると良いと思います。

バランスがしっかり取れていれば同じところに着地できるようになります。
可能であれば連続で、ジャンプして確認してみてください。

 

 

指先の感覚を忘れないように毎日ボールを触るようにする方が良いそうです。

ボールを握ったり、手のひらの中で転がすように指で操作してみたりなど何でもよいので毎日触るようにしてください。

Q腰椎すべり症について相談です。

20代男性。身長172㎝ 体重70㎏

バレーボールのアタッカーをやっています。

腰の負担を軽減するため、整体師さんのアドバイスもあり仕事の時だけコルセット使っています。
つかいはじめて半年は経ちました。


腰への負担がかからないようにストレッチと筋トレ方法を教えていただきたいです。
腰椎分離症から腰椎すべり症になってしまったと思います。

A

どのような場面で、痛みが出ますか?
それによって対応が異なります。

 

コルセットを着用することで、腰部を支える役割を高めてくれます。
痛みがでる動きや、腰に負担のかかりそうな場面では着用したほうがいいです。

 

症状によって、必要なストレッチなどは異なるのですが、いくつかご紹介します。

 

腰部への負担を減らすためには、股関節の動きが必要と言われています。
お尻の筋肉のストレッチを紹介します。

椅子に座り、片方の足首を反対側の太ももの上に乗せ、股関節を開きます。
その姿勢で、おへそを床に近づけるように身体を前に倒します。
そうすると、上にある方のお尻から太ももに張り感が出てくると思います。

その状態で15秒程度保持し、ゆっくり伸ばしましょう。これを両側3回してみてください。

 

 

ほかに、腰への負担はお腹の硬さに原因があります。

お腹の中央部(おへそを通る線)を中心に、ご自分の指の腹を使ってマッサージしてみてくださいまた、肋骨の下あたりや骨盤の上あたりも硬くなりやすいので、マッサージしてみてください。

 

肋骨の動きを出すために深呼吸(鼻から5秒吸って、2秒止めて、口から10秒かけて吐く)をすると腹圧を高めることができるようになります。

Q膝に突然のひっかかりがある様な痛みがあり、3~4か月経ちました。

痛みがなくなったのですが違和感があるので、病院へいったところ変形性膝関節症と診断されました。
30代後半でなるのは珍しいらしく、軟骨がすり減って痛みがなくなったと診断されました。

さらに悪化をしないように、自分でできるストレッチやマッサージのアドバイスが欲しいです。

A

変形性膝関節症は、慢性炎症が続くことで血管(モヤモヤ血管)と痛みを発する神経が増加したり、またサイトカインという骨を破壊する物質が出ることで徐々に骨が変形することがわかっています。

 

軟骨が減り切って痛みがなくなったわけではなく、増えていた血管や神経が減ったので痛みが軽減したと思われます。

痛みが出た原因は、膝に負担がかかって傷がつき、それがきっかけで不正血管や神経が増えたと思うので、痛みの再発予防には膝の負担を減らすことが重要です。

 

膝は、体の重みを支えているので、もともと負担がかかりやすい関節です。
膝だけではなく、股関節や足の関節でバランスを取っているため股関節や足の関節が硬くなれば膝に負担がかかります。

 

■膝にかかる負担を減らす対処方法

 

[1] 太ももの前側をほぐし、膝のお皿の動きをよくする方法

膝のお皿の少し上、太ももの前側の筋肉を手でつかみ、縦横に15~20秒程度揺らします。

揺らすことで筋肉がほぐれやすくなります。そして、ひざのお皿の外側(くぼみがあることころ)に指を当て、内側に向かって軽く10秒程度押します。

これを1日に2~3回してみてください。

太ももの前側の筋肉は、膝から股関節までつながっている筋肉なので、どちらの関節の動きを出すことにも影響しています。

 

 

[2] 足の指を動かす方法

足の指全体を手でつかみ、指先だけでなく、指のつけ根の方から曲げたり伸ばしたりを行います。

血行がすこしづつ良くなってくると思います。

この指の動きが少なくなると、足の裏でバランスを取ることが難しくなり、膝への負担が増えてしまう可能性があります。

Q足をストレッチのとき、伸ばすと右足の付け根あたりで変な音がします。

階段をのぼる時、左足だけうまくあがらないので、力が入ってしまいバランスを崩すときがあります。
降りるときは、大丈夫です。

改善する方法ありますか?

A

股関節が、うまく動いていない可能性があります。

股関節の異常を確認するには、整形外科でレントゲンやMRIをとってもらうといいと思います。

筋肉の伸び縮みが、スムーズにできなくなっている可能性もあるので、前ももの筋肉をほぐすし、股関節の軽い運動をしてみるのも良いかと思います。

■前もものほぐし方

手で、前ももの筋肉をつかみ左右に揺らします。
つかむ場所を変えながら太もも全体をほぐしましょう。

■股関節の軽い運動

あお向けに寝て、両足を曲げます。その状態のまま、膝を開いたり閉じたりします。
この時、あしの付け根から動かすことを意識してみてください。

Q仕事がら、パソコンをずっと使っています。

いつも首の右側だけが、かなり痛くなります。
整体にも通っていますが、1週間たつとぶりかえしていまいます。

この首の痛みを軽減するストレッチを教えてください!

A

右側の首がいつも痛くなる現象は、ご自身では意識していないところで首の位置がいつも同じ方向になっているかもしれません。

いつも同じ姿勢でお仕事していると、その部位に負担がかかり慢性的な痛みにつながっている可能性があります。

首への負担を減らすためには、首のストレッチに加え背中や腰のストレッチも合わせて行うとより効果的かと思います。

背中を丸めたり伸ばしたり(みぞおちを後ろに引っ込めるたり、突き出したり交互に行う動き)してみてください。

背骨や骨盤の動きがよくなり、首への負担を軽減することができます。

体をひねる動きをおすすめします。
骨盤と頭を固定したままで、体をひねることで背中のストレッチになります。

パソコンの作業が多いと、目も疲れませんか?
頭皮のマッサージも効果的だと思いますので、お試しください。

Q自粛や自宅勤務が増え運動不足です。

体の硬直がひどく、横になりながら携帯を見ていると全身に力が入っているのが分かります。
その後、伸びをすると首から肩にかけてつりました。

最近、鎖骨も常に痛く、ストレッチやマッサージをしても良くなりません。
顎も出てきた感じがし、さまざまなところの筋肉が引っ張られるような感覚が消えません。。

どうしたらほぐせるでしょうか?

A

筋をほぐすためには、マッサージや筋を揺らすという方法があります。

全身に力が入っている状態であれば、顎の関節(耳の下あたり、口を開け閉めすると動くところ)やおなかも硬くなっている可能性があります。

顎の関節近くは、鎖骨までつながっている筋肉があり、顎の関節のところに指をあて、優しく皮膚を動かすような感じでマッサージしてみてください。

強くマッサージすると痛みがでるので、優しく動かすような感じでしてください。
お腹の周りは、手のひらをお腹に当てて上下左右に揺らすようにマッサージします。

仰向けや、座った状態でもご自身がリラックスした、やりやすい姿勢でしてみてください。
ストレッチと併用することで、ほぐれやすくなると思います。

シャワーで済ませるだけでなく、入浴することも全身がほぐれやすくなる方法でおすすめします。

Q膝の痛みについて

左の膝だけが痛いです。
運動不足が原因かと思うのですが心配です。

膝が痛くなるときは、足を伸ばす時と曲げる時です。


最初は、少し痛かっただけですが今は普通に歩けなくなり、しゃがむことができなくなりました。

ストレッチや身体を動かす必要があるとは思うのですが、何かいいストレッチはありますか?

A

運動量が減ると、関節の痛みがでることがあります。

関節を動かすことが少ないと、関節の周りの組織(皮膚、筋肉、脂肪など)が硬くなり、動きがスムーズにできなくなります。

 

皮膚の硬さはありませんか?皮膚の硬さは、優しくさするようなマッサージで解消できます。

膝のお皿のまわりや膝の裏、太ももなど優しくさするようにマッサージしてみてください。

マッサージするときは、摩擦を少なくするためにオイルやボディクリームを使用するといいです。

 

また、足の指の動きや太ももの筋肉の硬さも影響してきます。手を使って、足の指を曲げたり伸ばしたりしてみてください。
太ももの筋肉は、お皿の少し上の筋肉(大腿四頭筋)を手でつかんで揺らすとほぐれやすくなりますよ。
椅子に座って足をブラブラと動かすのも良いかもしれません。できるだけ力を抜いてするのがポイントです。

膝の痛みが少しでも減っていくと良いですね。

Q首、肩こりがつらい


月2回は、マッサージに行ってます。最近はマスクをすることが多く、より首、肩こりが酷くなっています。

とくに、左耳の周りから首、肩にかけてハリがひどく、肩は石のようなこりがあります。
腕のつけ根部分も痛みがあり、腕を回すと肩甲骨がゴキゴキ音がします。

何かおすすめのストレッチは、ありますか?

A

マスクをつけると、耳にかける部分が刺激となり、皮膚や筋の硬さが出てくることがあります。

耳の周りがかたくなると、そこの皮膚や筋に引っ張られ首や肩の筋肉がかたくなりコリを感じます。

 

まずは、頭皮や耳のまわり、顎関節(口を開け閉めすると動く場所)の周りのマッサージが良いと思います。

指の腹をあてて、優しく皮膚を動かすようにマッサージします。鎖骨の周りも同じようにマッサージするといいと思います。

 

次に背骨の動きが悪くなると、肩甲骨の動きにも影響を及ぼします。
座った状態で背中を丸めたり、伸ばしたりする運動で背骨の動きがよくなります。

ポイントは、みぞおちを後ろに引っ込めたり、前に突き出したりすることです。

Q肩の痛みについてお聞きしたいです。

半年前から朝起きたとき、腕をのばして肩の高さまで水平に大きく前後にふると肩が痛みます。

マッサージや電気治療を週4~5で通っています。直後は痛みが改善するのですが、戻ってしまい困っています。

以前から腰痛、首の痛み等で整体、接骨院、整形外科に通っているのですが他に方法がありますでしょうか。

A

大きく動かした時に痛みが出る症状は、その動きで肩の関節に大きな負担がかかっていると考えられます。

 

痛みをおさえるには、肩関節への過剰な負担を減らしていく必要があります。
肩関節の動きには、肩甲骨、鎖骨、肋骨、背骨など様々な部位の動きが一緒に動くことが必要です。

 

一部の動きが悪くなったら、無意識のうちに他の部分が代わりにその負担を負います。

 

それが肩関節に出てきているのだと思います。
背骨や肋骨の動きをよくすることで、肩関節への負担を減らすことができます。

 

1つめは、背骨と肋骨の動きです。

イスに浅く腰かけ、背中を丸めたり伸ばしたりします。ここでのポイントは、みぞおちです。
みぞおちを後ろに引っ込めるように、背中を丸めて深呼吸を3回ほど行います。
次にみぞおちを前に突き出すように背中を伸ばして深呼吸を3回ほど行います。

 

2つめは、鎖骨の動きです。

鎖骨の動きは通常でもごくわずかですが、肩の動きに重要な役割があると言われています。
鎖骨の下を骨に沿って胸の真ん中あたりから肩のあたりまでマッサージします。
指先の腹を使って、やさしくマッサージしてください。

Q腰痛のひどい痛みについて

女子高生です。ここ一週間で痛みがひどくなりました。

1年前くらいから腰痛があります。2~3か月前から痛みがひどくなり接骨院に行きました。レントゲンなどを撮りましたが異常はなく、成長痛だろう湿布を処方さてました。

湿布では痛みがなくならず困っています。改善法を教えて欲しいです。

A

腰痛で、骨に異常がないのであれば、

[1] 腰より上の背骨(胸椎)の動きが悪くなっている
[2] 股関節など脚の関節の動きが悪くなっている

1と2の原因があり、腰に過剰な負担がかかることで、炎症がおこっていると考えられます。
炎症部分には、異常な血管が増え、その異常な血管のまわりに神経ができ、神経に刺激が入ることで痛みが出ていると想定されます。

痛みを軽減するには、1と2の動きをよくする必要があります。

方法は
◆背中を丸めたり、伸ばしたりします。
この時に、意識することはみぞおちの部分です。みぞおちを後ろに引っ込めたり、前に突き出したりする運動を動く範囲で行います。
みぞおちの部分を意識することで、腰よりも胸の部分の動きを引き出すことができます。

◆お尻のストレッチです。左右おこないます。
イスにすわり、右の足首を左の太ももに乗せて股関節を開きます。できるだけ痛みのない領域で、右の膝と右の足首の高さを同じくらいにしてください。
その体勢で、体を前にたおします。

そうすると、右のお尻の後ろから太ももの外側に伸びた感じがすると思います。その状態のまま、ゆっくり15秒伸ばします。
左側も同様に行います。

また、お腹が硬くなることで腰痛につながることもあります。

お腹が硬くなると体の前側が下に引っ張られ、前かがみの姿勢になりがちです。
その状態から体を真っすぐに保とうとすると、背中側の筋肉に大きな負担がかかり、痛みにつながることがあります。

これに対しては、お腹のマッサージをします。手のひらをお腹にあて、揺らすようにマッサージをします。

このような運動を行なうことで腰への負担が減ると思います。

Q肩の痛みについて少し前から肩から首にかけて違和感があります。
もともと仕事の関係上、うつむく姿勢も多く姿勢も悪いです。
肩こりはひどいです。

整骨院にいったところ、鎖骨リンパが腫れて炎症をおこしてると言われました。今までもリンパ節が腫れることがよくあり、熱が少しありました。
リンパの腫れはなくなったんですが、首から肩甲骨あたりがまだ痛みます。左腕に力が入らずあがりません。

もう一度、整骨院にいったところ炎症が神経にあたっている可能性があると言われたのですが、具体的な対処法が分かりません。


A

肩こりが一時的に悪化して、首から肩にかけて違和感や痛みを生じることがあります。

とくに肩こりの場合は、姿勢によりますが頭を支える必要があります。その重さは、体重の1/10になります。

それを支える筋肉(僧帽筋など)には大きな負担がかかり、炎症をおこすと神経が過敏になり、こり症状だけではなく痛みも生じます。

その原因として、リンパも重要ですが、筋肉や、骨(肩甲骨や肋骨)に生じた炎症が原因かもしれません。

整骨院では、根本的な痛みの原因はわらかないことが多いです。また整形外科は、おもに骨折などの解剖の異常に注目しているため、レントゲンを撮っても原因がわからないことが多いです。
原因は、新たに増えたモヤモヤ血管(異常な血管)が原因の可能性があります。

Q首と頭の痛みについて

約10年前から交通事故でむち打ち症になり、頭痛に悩んでいます。

頭痛外来で、予防薬を処方され服用していましたが改善することなく薬がどんどんふえていきました。

首の痛みも悪化し、頭の痛みも首の痛みから来ているのではないかと考えるようになり、整骨院、整形外科、針灸治療も試してみたのですが、一向に良くならず痛みで夜も眠れない状態が続いております。

他に改善できる方法は、ありますか?

A

くびの筋肉への負担が刺激になり、頭痛の症状がでていると思われます。
また、頭皮や顎の関節の硬さも首の筋肉への負担に影響することがあります。

 

人間の皮膚は1枚でできているため、頭皮全体が硬くなると、首の筋肉がひっぱられ、刺激になり痛みに影響している可能性が考えられます。
頭皮を優しく指先の腹を使いマッサージすると皮膚が少しづつ柔らかくなり、筋肉をひっぱる症状を緩和することが可能です。頭皮全体を動かす感じです。

 

顎の関節は、頭の位置のバランスを保つために重要な部位と言われています。

耳の下あたり、口を開けたり閉じたりすると動く場所を触ります。このあたりを指先の腹を使って優しくマッサージすることで顎の関節の動きがよくなり、頭の位置のバランスを保つために働いてくれるようになります。

くれぐれも力をいれすぎないように注意してください。

 

顎の関節で頭の位置のバランスがとれるようになると、首の筋肉への負担が軽減されると思います。

Q後頭神経痛の悩みについて。

数日前から左側に痛みがあります。 痛み止めを飲みようすをみていますが、痛い状況が続いています。
ときたまピキッとした痛みが、瞬間的におきます。
とくに、めまいや吐き気などもなくただピリッとした痛みが2秒ほど続くのです。 治るまでに、1か月とかかりそうで、不安です。
肩こりのストレッチなどしていますが、治る気配がないのでいい薬や姿勢がありましたら教えてほしいです。

A

首の筋肉が硬くなり、その筋肉への刺激によって痛みが出ている可能性があります。

 

首の筋肉が硬くなる原因のひとつは、不良姿勢です。
頭が体より前に出ていると、頸部や背中の筋肉への負担が大きくなります。
さらに、背骨の動きが悪くなると、姿勢を保つバランスがとりにくくなります。

 

姿勢を正すには、まず胸骨を意識します。
※胸骨とは、胸の中央より少し上の固い箇所

 

この胸骨が天井から垂らした紐につながっていることをイメージし、その紐で胸骨が引き上げられているようにします。
また、顎を引くことで頭が体より前に出ることをふせぎます。

 

ふたつ目は背骨の動きをよくして、姿勢を保つためのバランスをとりやすくする方法です。
背中を丸めたり、伸ばしたりする運動をすることで背骨の動きがよくなります。ここで意識する動きは、みぞおちの部分を後ろに引っ込めたり、前に突き出したりすることです。

 

この2つを行うことで、首の筋肉への負担が軽減されやすいと思います。

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