奥野祐次先生のコラム

COLUMN
COLUMN.29

人工関節の手術後の痛み カテーテル治療が良く効きます

人工関節というのをご存知ですか?
年齢を重ねることでひざの軟骨が擦り減ってしまい、代わりにチタンなどでできた人工の関節を入れる手術をすることがあります。

ですが、人工関節を入れても痛みが残ったり、あるいは入れてからしばらくしてから痛みが出る人がいます。

 

上の写真は、人工関節を入れた後に痛みが続くため、カテーテル治療を受けた方の血管の写真です。

赤い矢印で示した場所に、モヤモヤ血管があることがわかります。

日本では1年間に9万件の人工関節手術がひざに対して行われているとされています。

ところが、ある統計によると、ひざに人工関節を入れた人の40%以上の人がなんらかの痛みを感じているとされています。そして全体の15%の人が重度の痛みを感じているということです(PAIN 2011年152 p566-572)。

1年間に9万人の人が手術をうけ、そのうちの15%ですから、人工関節を入れた後にも重度の痛みが有るという人が年間に1万3千人いらっしゃることになります。

さらにはこの方々への適切な治療というのは今のところ全く確立されていません。

ここはカテーテル治療の出番といえるでしょう

まさしくこのような「人工関節手術後の遺残痛」はカテーテル治療が非常に効きます。

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