治療実例

INSTANCE

人工膝関節の手術をしたのに痛いまま・・ 人工関節置換術後の痛みの症例

女性 / 50代 / 埼玉県在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

若い時からバレーボールを行っていたスポーツウーマンです。 40歳頃、バレーボールがきっかけで、左右の膝痛を感じるようになり、近くの整形外科で両膝外側の半月板が損傷し軟骨が減っていると言われました。バレーボールはできなくなり、趣味のゴルフを行なっていましたが、運動時の痛みは改善せず、次第に階段を降りるときや、走ると痛みが出現するようになりました。人工膝関節の手術を強く勧められ、まだ50歳代にも関わらず両膝の人工関節置換術を受けました。

ところが人工関節の手術をしてからも痛みで悩むようになります。両膝のお皿の骨(膝蓋骨)の下のあたりがヒリヒリ痛むようになってきました。次第に長時間の立位、座位で膝の痛みが出現し、車の運転も辛くなりました。更に痛みは増悪し、強い痛み止めを内服するようになりました。しかし十分な除痛はえられませんでした。ひざを触るだけでも強い痛みが走り、洋服がこすれてもつらい状態です。

執刀医に相談しましたが、挿入した人工関節は上手く入っているので様子を見ましょう、と言われるだけで、解決方法は提示されませんでした。痛みのコントロールが難しく、人工関節の手術をするのではなかった、このままでは何もできず人生が終わってしまうのではないか、と思うようになりました。気分が落ち込み、好きな旅行や、ゴルフが自由できなくなり、夜十分に眠れなくなったことで心療内科を受診して、睡眠薬を内服していました。

その時に当院の存在をテレビで知り、受診されました。

治療時の所見FINDINGS

初診時、患者さんの症状と、典型的な圧痛所見、超音波で異常な血流像を認め、人工関節置換術の後に生じた膝蓋下脂肪体という部位の炎症と診断しました。過去の経験から、同様の症例に対してカテーテル治療が有効と判断し、治療を行いました。

治療の際にカテーテルを使い、レントゲンで血管を撮影したところ、膝蓋下脂肪体を栄養する異常な血流を認めました。同部位に対して治療を行いました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

治療直後から効果が見られ、すぐに痛みは半分程度に軽快しました。術後3ヶ月の間で痛みはさらに軽減し、ゴルフを再開できました。治療前に認めたチリチリするような痛みは消失し、触ったり洋服がひざに当たったりしても痛くなくなりました。その後ゴルフのコンペに出場できるようになり、週に2回ゴルフにいくことができるようになりました。もともと長時間立位をとると痛みがでていたので、電車にのるのも辛かったのですが、今は痛みから解放されて、生き生きと生活をしておられます。

ページ上部へ
初めての
お電話