治療実例

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プロビリヤードプレイヤーが15年間悩まされた肘痛の治療実例

男性 / 40代 / 在住 / プロビリヤードプレイヤー

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

ビリヤードで日本選手権に、20年間出場しているプロのプレイヤーです。
約15年くらい前から右肘の疼痛をみとめていました。
ビリヤードを行う際に、キュー(球を突く棒)を右手で持つため、肘への負担が強く、練習や試合で球を突くたびに違和感や痛みを感じていました。

ご自身なりに対処策として、整形外科で湿布、痛み止め、鍼灸などを行ない一時的な痛みを緩和する方法をとられていました。
試合出場を重ねた結果、7年くらい前から試合前に痛みが増悪し、練習を継続的に行うことが難しくなりました。

そして、2018年8月に痛みで試合ができなくなり初めて途中棄権。人生初のことで精神的に大きなショックを受けられました。
どうしてもビリヤードを続けたかったので、整形外科で今までは避けていたステロイド注射を打つようになりました。
ステロイド注射は、今までの治療より効果はありますが、1~2ヶ月程度で痛みが再発。6回繰り返し注射を打ちましたが痛みが改善することはない状態でした。
他に、内視鏡手術を勧められましたが、完全に良くなるものではないと説明され、どうしていいかわからず悩む日々。
精神面で落ち込むと試合も上手くいかず、悪循環に陥っている最中当院を知り合いに紹介され、受診されました。

治療時の所見FINDINGS

当院受診時、診察上は肘の疼痛の範囲は広く、上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)、上腕骨後方の骨膜炎を合併している状態でした。
圧痛は顕著で、カテーテル治療を行うことになりました。

カテーテルでは、圧痛点に一致してモヤモヤ血管を認め、全ての部位の治療をおこないました。(図)

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

カテーテル後、1か月を過ぎてから徐々に痛みが軽快し徐々に練習を再開。試合にも出られるようになりました。
特に右肘内側の疼痛(上腕骨内側上顆炎)は、最初の1ヶ月で完全に軽快し3ヶ月後、外側(上腕骨外側上顆炎)は半分、後方(上腕骨後方の骨膜炎)の痛みは3割程度に軽減しました。
腕全体が軽い感じになり、ビリヤードで本当に久しぶりに軽く球を突くことができるようになったと実感されています。

ストレスなくビリヤードができることが本当に嬉しく、練習場に行くと、周囲の仲間に肘が良くなったことが驚かれるそうです。
久しぶりに出た試合でも予選を通過し、ビリヤードを始めた頃の喜びを取り戻せた、と生き生きされています。





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