治療実例

INSTANCE

10年以上苦しんだ登山家の股関節痛の症例

男性 / 60代 / 東京都在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

日本アルプス3000m超級の山を頭頂することもある、アクティブな登山家でした。15年前から左鼠径部の違和感を感じていました。10年前から山登りの際の左鼠径部の違和感が増悪し、それをかばって歩いていたので左足全体が痛くなり、不安になり登山はやめていました。鼠径部の違和感は、強い運動をやめたことで、一旦は落ち着いていました。しかし1年半前から股関節の屈曲、内側に振り上げる(内旋)動作で再現性をもって左鼠径部の疼痛が出現するようになり、また座っている時にふとした拍子に少し開脚をしただけで同部位に激痛が走るようになりました。頻度は日に日に増加し、ほぼ毎日認めるようになりました。痛みは出現してもすぐに軽快していましたが、このまま治らないのではないかと、不安が強くなってきていました。整形外科を受診し、MRIを施行しましたが、特に異常は指摘されず、そのMRIを持参して、いくつか整形外科で有名な病院でセカンドオピニオンを求めましたが、特に異常は指摘されませんでした。また、鍼、整体を頻回に受診していましたが、疼痛の緩和にはあまり有効ではありませんでした。
半年ほど前から、左鼠径部の違和感と、長時間歩いた後に出現するギュッと締め付ける痛みは持続していました。困り果てていた時に当院を、妻がTVでみたことをきっかけに受診されました。

治療時の所見FINDINGS

グロインペイン症候群の原因となる血管をカテーテルを使用して造影しました。そうすると、左大腿骨頭部付近にもやもや血管を認め、同部位が疼痛の原因と考えられました。
治療によりもやもや血管が減少したのを確認して終えています。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

カテーテル治療後1ヶ月で鼠径部の痛みは軽快しており、違和感や激痛はほぼ消失していました。治療後、疼痛が良くなってきたことで、旅行((1日20000歩以上の歩行)では違和感が出現しなくなりました。いままで旅行に行って長時間歩くと、その後の鼠径部痛(締め付けるような痛み)が辛かったのですが、それがなくなったことで、遠方への旅行を計画中です。
痛みがあった時は原因がわからず不安で、将来介護になるのではないか、と心配していましたが、その不安からも解消され、生き生きと人生を楽しんでおられます。

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