治療実例

INSTANCE

5年間苦しんだ慢性の肩こり、首の痛み

女性 / 60代 / 千葉県在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

慢性の肩こりに苦しんでいる方は多くおられますが、その原因や治療法に関しては確立されたものがありません。
この方は慢性の肩こりと首の痛みに数年来悩まされ続けて当院を受診されました。

5年前から誘引なく、肩こりと首の痛みを自覚していました。首の痛みは特に長時間右に顔を向けると増悪するため、生活している中でテレビを見たり、友達とおしゃべりをする時に、とても不自由を感じていました。また肩こりもひどく、一日中肩から首にかけて大きな漬物石が乗っているのではないかと思うくらい辛いものでした。仕事は事務職で、朝9時から遅い時では夜9時まで長時間パソコンに向かわなくてはなりませんでした。長時間座っていると肩こりがひどくなり、本当に仕事が苦痛でした。肩を揉んでもらっても、一向に改善する気配はありませんでした。近くの大きな病院の整形外科を受診して、MRIで脊柱管狭窄症と言われ、手術を勧められましたが、大きな手術であるため怖い気持ちが先行し、踏み切ることができませんでした。その後も症状は軽快せず、1年後に別の整形外科を受診し、再度脊柱管狭窄症の診断を受けますが、狭窄は軽度であり手術は必要ないと言われました。そのため肩こりと首の痛みに関しては原因がわからず、特に治療は施されず途方にくれていました。症状が良くなる気配はなく、辛い日々が続いていました。

治療時の所見FINDINGS

当院来院時、首から肩にかけて圧痛を伴う疼痛部位が存在しました。MRIではごく軽度の脊柱管狭窄症はあるものの、痛みの原因となっているとは思えない程度の軽い狭窄でした。

圧痛はモヤモヤ血管の存在を強く示唆する所見で、いままでの経験から同じような重い症状の肩こりに対してカテーテルによる治療が有効であることが判明していました。症状が強く、慢性疼痛の為に日常生活に強い制限があり、カテーテル治療を選択しました。

カテーテル治療の際には、頸横動脈という、肩こりの原因になる部位を栄養している血管に対して治療を行いました。(図)

治療中に痛みがかなり軽快していることを確認し、治療を終了しました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

この方の場合は劇的な症状の改善がカテーテル直後からありました。カテーテルの直後に痛みが9割軽減し、首が痛みなくまわるようになりました。

1ヶ月後には肩こり、首の痛みがほぼなくなり、笑顔で外来を受診されました。

数年間苦しめられていた肩や首に石が乗っているかのような症状から解放され、仕事が楽にこなせるようになりました。その感覚はカテーテル治療前後で「地獄から天国に行った」ような気分であったそうです。現在も症状の再発はなく、なんでもできるような気がする、と生き生き生活をしておられます。

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