治療実例

INSTANCE

除去手術をしたのに痛みが治らなかった有痛性外脛骨の高校生への治療実例

男性 / 10代 / 在住 / 学生

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

今回紹介したいのは、サッカー部に所属していた18歳の高校生の男の子です。

高校2年の4月頃より右足の内側に痛みが生じ、リハビリなどを受けていましたが改善していませんでした。
有痛性外脛骨の診断で、その年の12月に手術を受けています。

手術によって外脛骨は除去されました(下の写真)。

術後は痛みも改善したように感じ、徐々に筋力も回復してきました。
ところが翌年の7月にサッカーに復帰したところ、
ボールを蹴る、走るなどの動作で強い疼痛が出現するようになりました。
プレーに復帰できず、練習を再開しては痛くなって休むを繰り返すようになります。

練習後は足の内側が青赤くなったそうです(さらに下の写真の青い矢印の部分)

痛みの性質としては「ズキズキ」するような強い痛みで、練習ができない状態が続きました。

その年の年末にカテーテル治療の存在を知り、私たちのところを受診されました。
治療したのは今から4年以上前です

治療時の所見FINDINGS

今であれば、足首の動脈から治療する「動注療法」という方法も可能なのですが、当時は足の付け根からカテーテルを入れて、患部まで挿入し(最初の局所麻酔の際にちくっとしますが、その後、足までカテーテルを勧める際は全く痛くありません)血管を撮影しましtあ。

やはり患部にモヤモヤ血管=異常な血管(→)があることが確認できたため、抗生物質でできた粒子を投与してカテーテルを抜き、治療を終えました。治療時間は30分にも満たなかったです。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

治療後1週間ほどすると、患部のズキズキする痛みがなくなっていました。また押すと痛い状態(圧痛)があったのですが、それも同じころから改善しています。
日常生活ではほとんど痛くなくなったので、治療から1か月後にはサッカーに復帰しました。もちろん高校3年の冬だったので大会も終わっていましたが、大学でもサッカーを続けたいと思っていたそうで、安心して大学に行けると言ってくれました。

この方は現在、カテーテル治療をしてから5年経ちます。大学4年間は全く足の痛みは感じずにサッカーができ、引退しています。

以上、有痛性外脛骨で手術までしたのに改善せず、カテーテル治療で早期復帰できた症例でした。

外脛骨があって痛みを抱えている人はぜひご検討ください。
なお、現在は、カテーテルを入れずに、足首から点滴するような形で同じ治療が受けられるようになっています(足の動注療法)そちらもぜひご参考になさってください。





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