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鉄分不足も影響した足底腱膜炎、サプリメントと動注治療の併用で改善した治療実例

女性 / 50代 / 東京在住 / 専門学校

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

今回紹介したいのは、足底腱膜炎になってしまった女性の専門学校生徒の方です。
美容学校に通われており、授業などで立ちっぱなしになる時間が長い生活を送られていました。
次第に両足の足底アーチ部に痛みを自覚するようになり、特に左足の痛みが非常に強く立っていることが辛くなる日々でした。特に足底腱膜炎の最大の特徴でもある「朝起きた時の最初の一歩目の激痛」があり、ベッドから降りる時はとても注意深くならざるを得ないなど、日常生活でも大変苦労されていました。

足のアーチ部分の痛みが強く、学校へ通うことも大変な状態でした。病院での相談を考えていたところ、新聞記事で「モヤモヤ血管」が足底の痛みに関係することを知り、「自分の症状もこれかもしれない」と感じ、当院を受診されました。

治療時の所見FINDINGS

受診時のエコー検査や診察では、左足底の足底腱膜にやや圧痛(押すと痛みが出る)所見が認められました。
また、採血結果にて貧血(鉄欠乏)があることも判明しました。女性の方などで、栄養素の欠如、特に鉄分の不足が慢性的な痛みの原因になることがあります。
以上の所見から、痛みの原因となっているモヤモヤ血管を減らすため、まずは不足している鉄分をサプリメントで補いながら経過を見つつ、動注治療を行うことを提案しました。

動注治療は、足首のくるぶし付近から点滴のような細いチューブを入れ、そこから痛みの原因となっている異常な血管(モヤモヤ血管)を減らすお薬を流し込む治療です。処置自体は1〜2分程度ですぐに終わり、局所麻酔しか使っていないため、すぐに歩いて帰宅できるのが特徴です

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

初回の動注治療を実施した際、足に負担のかかる生活習慣などもあるため、改善までには少し時間がかかることをしっかりとご説明し、焦らずに治療を進めました。

治療から1ヶ月後 アーチ部分の痛みが軽減しました。2回目の足の動注を行い、鉄分サプリメントの服用を続けながら経過を観察しました。治療から3ヶ月後には立っているのが辛かった激痛がなくなり、順調によくなっていました。

しかし、パンプスを履いて足に負担をかけたことをきっかけに、痛みが少しぶり返してしまいました。そのため、経過を確認した上で、再度追加で動注治療を行いました

治療から7ヶ月後 その後もサプリメントでの体質改善となるべく足底への負担をかけないよう心掛けたところ、時間がかかりながらも着実に回復し「足は問題なし、痛みもない」という状態まで見事に改善されました

痛みの原因には、使いすぎや足への負担だけでなく、鉄分不足など栄養面の影響が関係していることもあります。治療を続けてもなかなか痛みが改善しない場合、患部だけでなく、身体全体の状態を見直すことも大切です。慢性的な痛みが続き、「なかなか良くならない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。





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