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3年前から続く針を刺したような激痛、仕事も辞めざるを得なかった20代男性に有効だった慢性前立腺炎のカテーテル治療

男性 / 20代 / 千葉県在住 / 学生

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

慢性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群は、中高年だけの病気ではありません。今回ご紹介するのは、20代という若さで3年前から激しい痛みに悩まされていた男性の方です。

発症のきっかけは高校生のとき、通学中にトイレを我慢したことでした。その直後から股間に強い痛みを感じ、膀胱炎だと思い病院で治療を受けましたが明確な診断はされず薬を処方されましたが改善しませんでした。
その後、痛みは局所に留まらず、背中や肛門周辺へと広範囲に拡大していきました。特に特徴的だったのは、「針を刺したような」と表現される鋭い突発的な痛みです。
この痛みは、日中椅子に座っているとき特に強く感じ、夜間寝ているときにも背中などに痛みが走ることがありました。
泌尿器科で処方されたセルニルトンや漢方薬などを服用しましたが効果は乏しく、痛みによって仕事も辞めざるを得なくなり、この先どうしようかと漠然と不安を感じながらネットで検索していたところ、当院の慢性前立腺炎の症例記事を見つけました。
自分と同じように長年苦しんでいた方が改善した実例を読み、「これなら治るかもしれない」と思い、希望を抱いて初診にこられました

治療時の所見FINDINGS

問診とMRI検査の結果から慢性前立腺炎のカテーテル治療を行いました。 治療中に血管の状態を確認したところ、前立腺へ向かう動脈(前立腺動脈)および膀胱周辺の血管に、炎症に伴う異常な血管(モヤモヤ血管)特有の「濃染像(のうせんぞう)」が確認されました。
また、治療中に薬剤を流した際、普段感じている痛みが再現される「再現痛」が強く認められました。特に左側の前立腺動脈でその傾向が強く、ここが痛みの主原因であると特定できました。 これらの異常血管に対し、薬剤を投与し治療を行いました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

カテーテル治療後、最初の2週間ほどは一時的に痛みが増す反応がありましたが、その後症状は改善に向かいました。
治療から1ヶ月後の経過確認では、長年苦しめられていた背中の痛み、陰茎(ペニス)の痛み、睾丸の痛み、そして排尿時の痛みがなくなりました。 会陰部(えいんぶ)の痛みや、サッカーをした際の太もも裏の痛みが一部残ってはいますが、以前のような「針で刺されるような」広範囲の激痛からは解放され、生活の質は大きく向上しています。現在は、残った症状に対しても2回目のカテーテル治療を様子をみながら検討されています。

若くして原因不明の痛みに襲われ、「一生このままではないか」と不安を抱えている方でも、カテーテル治療によって痛みの回路を遮断し、改善する可能性があります。





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