治療実例

INSTANCE

ジャンプと着地が痛い!右膝蓋腱炎へのカテーテル治療が効果的だった一例

男性 / 10代 / 愛知県在住 / 学生

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

今回ご紹介したいのは大学生のバレーボール選手です。レギュラー出場しているため休むことができず、ジャンプや着地に伴う膝の痛みに悩まされ、我慢しながら活動していました。

左膝の痛みをかばうことで右膝にも影響を与え、酷使により右膝の前方にも強い痛みがでるようになりました。ジャンプや着地の際にズキッとした痛みを感じ、膝を曲げる動作でも不快な感触がありました。それでも、レギュラーメンバーとしての責任感から休むことを避け、痛みに我慢しながら部活動に参加し続けました。

なんとか休まずに競技を続けながら治療できないかと思っていたところ、学内のトレーナーの紹介で当院を知り受診されました。柔道の選手がオクノクリニックで治療をうけ、よくなったと話を聞いて、自分も受けてみたいと感じたそうです。

治療時の所見FINDINGS

受診したときNRS(0〜10の痛みのスケール)で9と強い痛みをご自身で認識されていました。右膝の前方にピンポイントの圧痛と、エコーでモヤモヤ血管を強く示唆する信号がありました。膝蓋腱は炎症により10.5mmへ肥厚(腫れて厚くなってしまった状態)しており、右膝蓋腱炎(ジャンパー膝)と診断し、カテーテル治療を行いました。

右鼠径部よりカテーテルを動脈内から右膝まで進め、血管造影を行うと右膝蓋腱に不要にできたモヤモヤ血管を確認し、お薬を投与しモヤモヤ血管を減らし治療をしました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

治療約2週間後から徐々に右膝の痛みは軽減し、2ヶ月後には痛みのスケールが9から0へ大きく改善しました。圧痛やジャンプしたときの痛みは完全になくなったと喜ばれていました。
半年後には膝蓋腱は10.5→9mmへ腫れによる厚みがひき、治療前の強度の痛みをまったく気にすることなくジャンプができると大変喜ばれていました。痛くても休めないプレッシャーの中、膝の痛みが慢性化していた日から治療することでまったく痛くなった日常が驚きです。





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