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20年続いた手首の痛み カテーテル治療が効果的だったキーンベック病(月状骨壊死)の痛み

男性 / 70代 / 東京都在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

痛みがあるにも関わらず、レントゲン検査では異常が見られないとの診断を受けたことはありませんか。今回ご紹介するのは、20年間手首の痛みに悩まれていた男性の症例です。

20年前にゴルフのプレイ中、ボールを打つ際に木の根っこにクラブをあて左手首を痛めました。次の日からビール瓶が持てない痛みが2週間続き、近くの整形外科へ行きレントゲンを撮り診察しましたが骨に異常はなく原因は分からないと言われました。

その後もゴルフのクラブが触れるような状態ではなく、1年ぐらいはやめていました。痛みが緩和してきた頃、ゴルフを再開したのですが可動域が悪く、2ラウンドすると手首がしびれ痛くなりました。次の日は手首がパンパンに腫れました。とくに寒い時はズキズキと手首が痛くなり本当に辛くて悩みました。

自分なりに何か方法はないかと鍼や電気療法、マッサージなど病院や整骨院を転々とし様々な方法を試しましたが一時的に緩和するものの痛みがぶりかえしました。

7年前に別の病院を受診しMRI検査でキーンベック病(月状骨の壊死)の診断で即手術が必要と言われましたが、手にメスを入れる手術は仕事関係や術後のリハビリを考えるとやめた方がいいと判断しうけませんでした。

常に手首の痛みや重い荷物をひっぱると違和感がありながら何かないかと治療法を探していた時、Instagramでオクノクリニックを知ったそうです。

治療時の所見FINDINGS

診察時は、ゴルフや日常生活で左手を酷使した際に左手が腫れたりしびれたり、曲がらないことがあったそうです。手首に腫れがあることやピンポイントの圧痛が左手月状骨部にあり、モヤモヤ血管が原因の慢性疼痛と診断しました。

手にメスを使うことなく日帰りでできるカテーテル治療をすすめました。血管造影で見ると痛みが発生する箇所にモヤモヤ血管がありました。お薬を投与しモヤモヤ血管が減少することを確認し治療をおえました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

治療後、2~3日で手首の痛みが改善しました。1ヶ月後の外来では圧痛はなくなり、通常時の痛みは2割にまで減りました。ゴルフ時に手首がパンパンに腫れることはなくなり、しびれ感も消失していました。
治療を受けた翌年のお正月に、タイへゴルフ合宿に行きました。5日連続でプレイをしましたが思う存分楽しむことができ、むくみはあるものの、腫れたり痛みで手首を意識することなく、ひさしぶりにゴルフを楽しむことができました。

原因不明と言われ、病院や鍼、マッサージなど数多く探してきた苦労をかんがえると1回のカテーテル治療で劇的に改善して本当に驚きだと大変喜ばれています。





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