医療法人社団 祐優会

今回紹介したいのは50代を機にトライアスロン・トレイルランをはじめた男性です。杖を突くほど膝の痛みと違和感に悩んでいましたがカテーテル治療をうけ最速で大会に復帰した膝蓋下脂肪体炎の症例です。

昔からスポーツ時に膝が痛いなとは感じていたそうですが2019年長距離トレイルラン（往復45㎞）に参加したところ両足が痛くなり、日が経っても痛みがひかなくなりました。とくに下るときの足の衝撃がおかしく、前モモから膝にかけてぎくしゃくして不快で足に衝撃を与えたくないと思いました。

日常生活においても仕事柄、膝をついて床下をのぞく姿が痛みでつらかったり、ベッドから起き上がる初動時に力が入らない日が続きました。杖をついて歩く時もありました。ですが一度休むと復帰するまでに数か月から1年近くかかることを想像すると継続できるかが勝負と思いトレイルランを辞めることは考えていなかったそうです。

鍼治療や電気治療など取り組みましたが根本的な改善にはつながらず困り果てていたころネットをみてオクノクリニックを知り藁にもすがる思いで初診をうけました。

初診にてこんな方法があるのかと驚いたのと同時に治療内容と自分の身体に起きている炎症が感覚的に納得できカテーテル治療なら治せるかもと思いすぐ治療にとりかかりました。

右足の膝のお皿のすぐ下内側よりにモヤモヤ血管をみとめました。こちらに異常な血管を減らす薬を投与して、モヤモヤ血管を消失したのを確認しました。この部位だけでなく膝の周辺にたくさんのモヤモヤ血管がありカテーテル治療をしました。

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7月に治療をうけ、その後8月には50㎞のトレイルラン、9月にはトライアスロンといくつかの大会に出場しました。
治療を受ける前と比較すると、特に下りの動作において大きな変化がありました。自転車に乗っていても以前のような膝の痛みを感じなくなりました。

この変化により、「これはいける！」と自信を持てるようになり、膝の状態がかなり改善されたと感じました。以前は治療前の状態では翌日に散歩ができなかったのが、治療後は普通に次の日に散歩ができるようになりました。膝の改善により、トレーニングにもより積極的に取り組むことができ、萎縮する気持ちもなくなり、全体的にプラスの方向に向かっていると感じています。

治療を受けることで気持ちの改善も大きく、まだまだ走りたいし、挑戦したい気持ちがあるならば、治療は積極的に行うべきだとおすすめできます。