治療実例

INSTANCE

スイングのたびに激痛が走っていたゴルフ肘の症例

女性 / 50代 / 埼玉県在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

一般的にゴルフ肘と呼ばれる、上腕骨内側上顆炎は手を自分の方に曲げる(掌屈)の動きをするための筋肉がたくさんついている部位が、炎症を起こした状態です。今回はゴルフが大好きな女性の方の治療例です。

ゴルフ好きの方で、週1回は欠かさずにラウンドに行っていました。
ところが1年半前から特にきっかけなく左肘の内側(机の角にぶつけたりするとビリっと電気が走る部分のすぐ上の出っ張り)に疼痛が出現しました。

最初はお風呂に入っているときに同部位が軽く痛むのに気づき、半年ほどかけて徐々に悪化。軽く触っても痛くなるようになりました(アロディニアと呼ばれる神経が過敏な状態です)。その頃から好きなゴルフも、スイングでゴルフボールをヒットする時に強く痛みが出現するようになり、泣く泣く諦めていました。
また夜間寝返りをするだけで、肘に激痛が走り、不安な夜を過ごしていました。

車の運転していて同じ姿勢でいるだけで疼痛が出現するようになり、毎日日中も夜間もズキズキして、痛みから逃れることができず、気分も落ち込んでいました。
整形外科をいくつか受診しましたが、レントゲンでは問題ないと言われるばかり。痛み止めを処方されましたが、ふらつきが出現して痛みは良くならず、途方にくれていたころに、ゴルフの友人が当院で腰痛が改善したという噂を聞き受診されました。

治療時の所見FINDINGS

当院受診時、超音波検査で上腕骨内側上顆に異常な血流が観察されました。
同じ場所には腫脹も認め、モヤモヤ血管が存在することはほぼ確定と考えられました。同部位の局所注射による治療は、腱を脆弱にしてしまう可能性があるため、カテーテル治療を選択しました。

カテーテルで図に示すように、痛みの部位に一致してもやもや血管が増生しているのを確認し、治療しました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

カテーテルを受ける前は患部に軽く触れるだけで痛みが出ていましたが、治療直後からその症状は消失していました。

一般的に、運動器カテーテル治療では、まずはじめに夜間の痛みや、じっとしているときの痛みが改善し、動作による痛みは遅れて改善する傾向があります。

この方もやはり同様で、動作時の痛みは1ヶ月後くらいから徐々に改善しました。慎重にゴルフを再開し、治療から5ヶ月経過した現在はゴルフのラウンドに復活しプレーし続けています。

生きがいであったゴルフができるのがうれしい、と喜んでいただきました。





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