学術・論文

THESIS
2021年1月20日発表

重度の肩こりへの治療成績について

 

今回紹介する論文は重度の肩こりに悩んでいたら方へのカテーテル治療への治療成績をまとめた論文です。

この論文はCVIRというヨーロッパでもっとも有名なカテーテル治療専門医学誌に掲載されました。この論文では2017年から2019年1月までに重度の肩こりでカテーテル治療をうけた42名の方が対象になりました。これらの42名の方は日常生活に支障をきたしている度合いが非常に高く、ほとんどの方が痛みによって生活全般や気分、通常の仕事、人間関係や睡眠にも支障をきたしている方々でした。

 

42名のかた全員が安全に治療を行うことができました。それらの患者さんのうち重度の副作用が生じた方は1名もいませんでした。痛みの強さは治療する前は10段階のうち平均が8.6だったのが治療後半年経過した段階では3.9まで下がっていました。また日常生活の支障が出ている度合いも下のグラフにまとめているように大幅に改善しました。

 

 

今回の結果から非常に重度の支障をきたしている肩こりの患者さんにも安全に治療ができまた良好な結果が得られることが示されました。

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