中国・青島大学附属病院 Dr. Guo Ping Liu 先生 当院ご訪問

9月17日・18日の2日間にわたり、中国・青島大学附属病院ご所属の放射線科医 Dr. Guo Ping Liu 先生が当院に見学にお越しくださいました。
Dr. Liu 先生はすでに中国でTAME治療のご経験をお持ちで、今回の見学では、治療前後の患者対応、アレルギーへの配慮、感染症予防などについて熱心にご質問され、積極的にご参加いただきました。
また、当院の医師や看護師との質疑応答を通じて、治療の安全性について改めてご理解いただくとともに、治療への理解を一層深めていただく貴重な機会となりました。
鳥取県東部医師会にて澁谷真彦院長が講演を行いました

鳥取県東部医師会にて開催された 「第2回 かかりつけ医認知症対応力向上研修会」 において、オクノクリニック神戸三宮院の 澁谷真彦院長 が講師として登壇しました。
「認知症に関する栄養療法」
澁谷院長は、日常診療に役立つ最新の栄養療法の知見について講演を行い、参加された先生方と活発な意見交換が行われました。
また、鳥取県東部医師会会長であり、小児内分泌の専門家でもある石谷先生をはじめ、多くの先生方との懇親の場でも、栄養療法や臨床の実際について有意義なディスカッションが繰り広げられました。
慢性疼痛には“食事と栄養”がカギ 澁谷真彦先生が語る栄養療法
澁谷真彦先生は、『ペインクリニック』誌9月号に8月号に続き、栄養療法と慢性疼痛に関する寄稿を行いました。今回は、特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会代表理事・金子俊之先生との共著で、オーソモレキュラー栄養療法について詳しく解説しています。
澁谷先生が栄養療法に取り組むなかで強く感じているのが、栄養カウンセリングの重要性です。
医師は医学的な観点から採血データを解析し、不足している栄養素を特定する。一方で栄養カウンセラーは、患者さんに「理想」を押し付けるのではなく、「実践可能なレベル」にまで寄り添いながら食事療法を中心にサポートする。
澁谷先生は、医師と栄養カウンセラーが互いに信頼関係を築き、連携することこそが、オーソモレキュラー栄養療法の真価を発揮させる最も重要な要素であると考えています。
第6回「Okuno Method 2-days Workshop for TAME」開催報告


9月2日・3日の2日間にわたり、第6回 「Okuno Method 2-days Workshop for TAME」 を開催いたしました。
今回はインド、UAE、ニュージーランド、モンゴルから医師が来日し、奥野総院長によるレクチャーや実際の治療見学を通じて、当院独自の治療法について理解を深めていただく貴重な機会となりました。
参加された先生方からは、
「実際の症例を見学でき、治療の細かな工夫を学べたことが非常に有益でした。」
「各国の医師との議論から、自国での臨床応用に向けた具体的なヒントを得られました。」
といったコメントをいただき、実践的かつ国際的な交流の場となったことがうかがえます。
今後は、11月に予定されているVENTI学会に向けて準備を進めるとともに、次回のワークショップは 2026年初頭の開催を予定しております。
より多くの先生方にご参加いただけるよう、内容の充実を図ってまいります。
千葉県整形外科医会 第44回整形外科夏季卒後研修会にて、奥野 祐次 総院長が講演


この研修会は、整形外科領域の最新知見を共有する場として、多くの医師・医療関係者が参加する恒例の学術イベントです。
奥野総院長は、「関節炎で生じた異常新生血管を塞栓する新たなアプローチ」というテーマで登壇。関節炎の慢性疼痛の原因として注目される異常新生血管に対し、動注治療・運動器カテーテル治療を応用した新しい塞栓療法について、臨床データや症例を交えて詳しく紹介しました。
ご参加いただいた先生方からは「今後の臨床に役立つ内容だった」「関節炎治療の新しい選択肢として大変興味深い」という声も多く寄せられました。
今後もオクノクリニックでは、最新の治療法や知見を積極的に発信し、長引く痛みの治療の発展に貢献してまいります。
【開催報告】澁谷真彦医師が慢性疼痛と栄養療法について講演
2024年8月20日、オクノクリニック神戸三宮院 院長 澁谷真彦 医師 がオンラインセミナーに登壇し、
「長引く痛みを根本から消す 栄養アプローチ」をテーマに講演を行いました。
本セミナーでは、慢性疼痛の原因と栄養の深い関わり について解説し、日常の食事や栄養素の不足が痛みの悪化につながる仕組み、さらにサプリメントや栄養療法をどのように取り入れると 痛み治療の効果が高まるのか を、豊富な臨床経験をもとに分かりやすくお伝えしました。
当日は 100名を超える方々にご参加いただき、活発な質疑応答も行われるなど大変盛況 のうちに終了しました。
オクノクリニックでは、カテーテル治療や動注治療に加えて、栄養学の観点から痛みを改善する新しいアプローチ にも力を入れています。今後も最新の知見を広く発信し、慢性的な痛みに悩む方々へ有益な情報を届けてまいります。
神戸三宮院・宮崎院 澁谷真彦院長が『ペインクリニック』2025年8月号に総説を寄稿しました
オクノクリニック神戸三宮院の澁谷真彦医師が、専門誌『ペインクリニック』(Vol.46 No.8/2025年8月1日発行)に総説を寄稿いたしました。
掲載論文タイトル
「慢性疼痛の新たな視点:栄養素欠乏による疼痛機序と臨床応用(前編)」
本稿では、慢性疼痛の背景にある「栄養素欠乏」という観点に着目し、疼痛発生の仕組みや臨床応用の可能性について、医学的な知見をもとに解説しております。痛みの本質に迫る、新たな治療アプローチの提案となる内容です。
栄養素と痛みの関係でお悩みの方、長引く痛みの原因がわからずお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
人の医療から動物医療へ——当院の治療が新たな可能性を拓く

台湾のCathay General HospitalよりDr. You-Chun Huang先生、そしてJapan Animal Cardiovascular Care Teamより獣医師の門脇 巧先生が、当院の治療見学にお越しくださいました。
Dr. Huang先生は、今後ご自身の医療現場で本治療を導入することを視野に、非常に熱心に見学されていました。
また、門脇先生は本治療が動物医療にも応用できる可能性に着目され、関心を持ってご参加くださいました。
この治療法が世界各地、そして人間医療だけでなく動物医療など多分野へと広がっていく可能性を感じられる機会となり、私たちも大きな期待と喜びを感じております。
第5回 Okuno Method 2-day Workshop for MSK/TAME を開催

2025年7月15日・16日の2日間にわたり、第5回 Okuno Method 2-day Workshop for MSK/TAME を開催いたしました。
今回も海外から多くのドクター方にご参加いただきました。毎回参加者皆様にご好評をいただいている奥野院長によるレクチャーや、実際の治療見学を中心としたプログラムに加え、今回は実際のカテーテル治療を想定したシミュレーター機および穿刺練習キットも体験する機会があり、ドクター方は非常に熱心に取り組まれておりました。


Dr. Lai Wai Wah先生が香港より来日

7月にDr. Lai Wai Wah先生が香港より当院の治療見学にお越しくださいました。
Dr. LaiはRevive Musculoskeletal Pain Centreにご所属で、すでに動脈注射治療を実施されており当院の治療見学に高い関心をお持ちでした。香港ではまだ本治療が広く知られていないとのことで、今後の普及に向けて熱意をもって取り組まれている様子がうかがえました。
また、光栄なことに当院の設備やスタッフの対応についても「施設が明るく清潔で、スタッフの対応も親切で素晴らしいですね」とのお言葉を頂戴しました。
奥野祐次総院長、澁谷真彦院長の治療報告が日本人工関節学会誌に掲載
人工関節置換後に繰り返す膝の痛みに対するカテーテル治療の症例が、日本人工関節学会誌に掲載されました。
オクノクリニック総院長・奥野祐次医師、および神戸三宮院 宮崎院院長・澁谷真彦医師による、人工膝関節置換術(TKA)後に繰り返される関節内出血に対して、選択的血管塞栓術(GAE)により改善を得た症例報告が日本人工関節学会誌に掲載されました。
TKA後の膝の腫れや痛み、水のたまりの原因として「関節内血腫」が関与している場合があり、カテーテルによる血管治療で再手術を回避できる可能性があります。本治療は、局所麻酔下で約30分程度の治療時間にて、その日のうちに歩行してご帰宅いただけます。保険診療にて対応可能です。
■参考治療症例
人工関節置換後、繰り返す関節内出血による膝の痛み。70歳代女性

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奥野総院長が2025年6月11日~14日にポルトで開催された ET 2025学会に登壇


ポルトガルで開催された国際学会「ET2025(Embolization & Treatment Conference)」にて、奥野院長が3講演を行いました。
ET学会は、塞栓術を中心とした最先端の低侵襲治療に特化した国際学会で、世界中の専門医が集まり、最新の治療戦略や研究成果について議論が行われます。
今回は、特定のテーマを専門的かつ実践的に深掘りするDeep Dive Sessionにて、「Sports Injuries」をテーマに2講演を実施。
スポーツ障害に対する血管内治療の可能性や臨床応用について詳しく解説しました。
さらにSpecial Topic Sessionでは、「Embolic Agents in MSK」の演題で講演を行い、
筋骨格系領域における塞栓物質の選択や技術的工夫、患者ケアの最新動向について紹介しました。
このセッションは、塞栓療法の新たな展開をテーマに、経験豊富なインターベンショナルラジオロジストを対象として構成されています。
いずれの講演も、実臨床に基づく専門的な内容が高く評価され、多くの参加者の関心を集めました。



アメリカよりVinod Kumar先生が表参道院を訪問

2日間に渡りアメリカよりVinod Kumar先生が当院を訪問され、治療の見学をされました。
Vinod先生は、これまでにアメリカで開催された複数の学会にて奥野総院長の講演を聴講されており、当院で実施している治療法に以前よりご関心をお持ちだったとのことです。
カテーテル治療および動脈注射をご見学いただきました。カテーテル治療によって対応可能な痛みの症例の多さや、動脈注射治療に要する時間の短さには、たいへん驚かれておりました。
今回のご来訪については、「非常に有意義な機会だった」とのご感想もお寄せいただきました。
2025年6月2日、アメリカより2名の放射線科医のドクターが当院を見学訪問

Jafar Golzarian先生、Justin Guan先生の2名が表参道院へご見学にいらっしゃっています。
ミネソタ州にてNorth Star Vascular & Interventionalを運営されている Dr. Jafar Golzarian 先生は、世界的な塞栓術の権威として知られ、長年にわたり学術・臨床の両面で本分野をリードされてきました。
また、米国の名門・Cleveland Clinic にてご活躍中の Dr. Justin Guan 先生は、国際的な教育活動や研究にも精力的に取り組まれており、次世代のインターベンショナルラジオロジストの育成にも尽力されています。
お二方からは、専門的な視点から多くのご意見やご質問を頂戴するとともに、クリニックの内装や規模についても「必要な設備がすべて整っており、非常に良い印象を受けた」とのご感想をいただきました。
Justin Guan先生は6/6(金)までご見学される予定です。
台湾よりドクターが表参道院を見学訪問
2025年5月27日および29日の2日間にわたり、台湾よりHsuan-Yin Lin先生、Yu-Jie Wu先生が当院を訪問され、実際の治療現場をご見学くださいました。
お二人は膝の症例についてはご自身のクリニックでも多くのカテーテル治療を手がけていらっしゃるとのことで、当日ご覧いただいた腰の治療には特に関心をお持ちになり、たいへん熱心に見学されていました。
なお、JSIR学会(Japanese Society of Interventional Radiology)終了後ということもあり、29日には他にも台湾から5名の先生方がご来院くださり、活発な意見交換が行われました。


【学会発表のお知らせ】澁谷医師が「WFUMB 2025 世界超音波医学学術集会」にて登壇

2025年5月29日、京都国際会議場にて開催された「WFUMB 2025(世界超音波医学学術集会)」において、当院の神戸三宮院院長 澁谷真彦医師が発表を行いました。
発表では、動脈注射治療における超音波の有用性について、英語での口頭発表を行い、国内外の医師と活発な意見交換が行われました。
緊張感のあるセッションでしたが、多くの質問やディスカッションを通じて、最新の知見を共有する貴重な機会となりました。
超音波技術の進化と、血管へのアプローチを組み合わせた治療法が、今後の痛み医療においてさらなる可能性を広げるものと期待されています。
今後もオクノクリニックでは、最新の医療技術を活用した質の高い治療を提供してまいります。


奥野祐次総院長が第98回日本整形外科学会学術総会にて「膝蓋腱炎に関するカテーテル治療の安全性と有効について」発表



奥野祐次総院長は、第98回日本整形外科学会学術総会にて「膝蓋腱炎(ジャンパー膝)に対する異常血管のカテーテル塞栓術の7年間の研究」について発表しました。
この研究では、リハビリやステロイド注射、ヒアルロン酸注射、PRPなどの従来の治療法では改善しなかった膝蓋腱炎の患者89名を対象にモヤモヤ血管のカテーテル治療を実施。サッカー、バスケットボール、陸上競技などに取り組むアスリートの方々も多く、治療後は数ヶ月ぐらいで競技復帰を果たした症例が多数あり発表しました。
一時的な内出血や痛みといった軽度な症状があったものの、重篤な合併症は一例もなく、最長7年間のフォローアップにおいて膝蓋腱断裂などの重大な障害も発生していません。
この結果は、膝蓋腱炎に対するカテーテル治療が安全かつ有効な選択肢であることを示しており、従来の治療で改善しない患者にとって根本的な治療法の選択肢となることが期待されています。
第4回「Okuno Method 2-Days Workshop」を開催

2025年5月13日・14日に開催された「Okuno Method 2-Days Workshop」に、今回も世界各地から多くのドクターが参加されました。早いもので今回で4回目の開催となり、TAME治療が初めての方からすでに経験のある方まで、幅広い参加者にご満足いただけるよう、奥野総院長は毎回多様なマテリアルを用いてレクチャーを行っております。
実際の症例もカテーテル室内で見学していただくことで、理解をより深めていただいております。

また、奥野総院長の「日本文化を体験してほしい」という思いから、ランチや懇親会では日本食をお楽しみいただき、国際的な交流の場としても大変有意義な機会となりました。
フランスからDr. Tom Boekenが当院を見学

フランス・パリにあるHôpital Européen Georges Pompidouから、Dr. Tom Boekenが当院を見学されました。
Boeken先生の上司であるProf. Marc Sapovalと奥野院長は以前から親交があり、今回そのご縁で約3週間の日本滞在中にOkuno Clinic関東の全3分院(表参道・銀座・横浜)を訪問いただきました。
期間中は多くの症例をご覧になり、当院の治療方針や診療スタイルに強い関心を示されていました。
「多くの学びがあり、とても充実した時間だった」とご感想をいただき、私たちスタッフにとっても嬉しい交流の機会となりました。