治療実例

INSTANCE

何度も繰り返す痔の出血にカテーテル治療が有効だった症例

男性 / 60代 / 千葉県在住 / 会社員

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

痔による「出血」は、ときに生活の質に大きな影響を与えることがあります。
今回ご紹介する男性は、突然の肛門からの出血に悩まされていた会社員の方です。

3年ほど前から排便のあとに便器が赤くなるような出血に気づいていました。肛門科を受診された際、内痔核が3ヵ所にあり「レベル1」と診断されたそうです。半年間、内服薬や塗り薬での治療を継続されましたが、出血は改善せず。
仕事中や睡眠中に出血することもあり、非常に大きなストレスを抱えられていました。

いつ出血するか分からない日常生活でゆっくり眠ることもできず、仕事も集中できないため根本的に治療できる方法はないかとネットを検索していたところ当院を知り受診されました。

治療時の所見FINDINGS

内痔核によるモヤモヤ血管が出血の大きな要因であると判断し、痔のカテーテル治療を実施しました。
鼠蹊部よりカテーテルをすすめ、出血の原因となる炎症部分にお薬を流しモヤモヤ血管を治療しました。治療時間は約30分ほどで終わりました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

療後すぐ明らかに出血の頻度が減少しました。2週間後には排便時や仕事中にも頻繁に出血していたのがなくなり、身体的にも精神的にも非常に楽になったとのお声をいただいています。

その後は1年半が経過していますが、現在まで大きな出血はなく、「いつ出血するかわからない」という心の不安から解放されたと喜んでくださっています。

この患者さんのように、軽度の痔核でも出血量が多く、日常生活や仕事に支障をきたすケースでは、痔核にできた炎症による治療で改善することがあります。「痔だから仕方がない」と諦める前に、一度ご相談いただければと思います。





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