治療実例

INSTANCE

繰り返すいぼ痔の脱出が日帰りカテーテル治療で消えた症例

女性 / 40代 / 東京都在住 / 会社員

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

いぼ痔(内痔核)が大きくなってしまい、お尻の穴から出てくるのが煩わしい、あるいはそれでこまっているという方は多くいます。しかし、かといって手術をはじめとした痛みのある治療はしたくない、できれば痛くなく解決したいという方も多いのではないでしょうか?

実はカテーテル治療という最新の治療法で、お尻に一切触れずにいぼ痔を改善することができるのをご存じでしょうか?

今回ご紹介するのは、いぼ痔がカテーテル治療で改善した40代の女性会社員の方です。

この方は、排便時や長時間立ちっぱなしで内痔核が頻繁に脱出することに長年悩まされていました。
調子の良い時は1ヶ月ほど症状が落ち着いていましたが、何の前触れもなく悪化することがあり、「良くなったと思ったらまた脱出してしまう」といった状態を何度も繰り返しておられました。

以前、他院でゴム輪結紮療法(Rubber Band Ligation)を受けたことがありましたが、処置後1週間ほど強い違和感や痛みに悩まされ、とても辛かったとのことでした。しかも数か月ほどで再発してしまったそうです。再発後は外科的治療に不安を感じており、なるべく体に負担の少ない方法を探したいとネット検索をしていたところ、当院の痔のカテーテル治療の記事を読み受診されました。

治療時の所見FINDINGS

診察と画像評価により、ステージ2の内痔核と診断。痔のカテーテル治療を行いました。 鼠蹊部よりカテーテルを用いて痛みの原因部位であるモヤモヤ血管にお薬を流し治療しました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

治療から1ヶ月後の外来診察時には、以前のような脱出は一度も起こっておらず、指で戻す必要もなくなったと喜ばれていました。
また、かつて感じていたような肛門周囲の違和感もなくなり、「仕事で会議中の不安がなくなり治療したことを忘れてしまうくらい快適」とのお言葉もいただきました。

一番の悩みであった「脱出」と「違和感」の改善が明らかで、現時点では非常に良好な経過をすごされています。今後は経過をみながら、再発がないかを慎重にフォローしていく予定です。

いぼ痔(内痔核)でお困りの方は、メスを使わず身体に負担の少ない「痔のカテーテル治療」という治療ができることを知っておいてください。





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