治療実例

INSTANCE

痛み止めを毎日飲むほどの五十肩の痛みへのカテーテル治療

女性 / 50代 / 東京在住 /

受診までの経過SIGN AND SYMPTOM

今回ご紹介する方は、50代の女性で昔はバレエを楽しんでおり、子育ても一段落し健康を考え、大好きなバレエを再開しようとしていたところ約1年前から肩の痛みが発生し五十肩のカテーテル治療をうけ効果的だった症例です。

夜寝ている時、肩に激痛がはしりました。はじめは寝違えたのかなと思ったのですが日が経つごとに痛みが強くなり夜も眠れなくなりました。
友だちから整形外科に行っても湿布をわたされるだけだと言われ自分でもこの痛みを治すためにどこに行けばいいか分からず困っていました。

初めて経験する激痛だったので整形外科を受診し、レントゲン検査を受けましたが、異常は見あたらないと医師にいわれたそうです。五十肩(肩関節周囲炎)と診断されステロイド注射を5回ほど行いました。注射後、痛みは2~3日は改善しますが再び痛みがぶり返してしまいます。

右脇の後ろが痛くてスーパーの駐車場で駐車券をとることができず、お風呂掃除やカボチャのような固い野菜を包丁で切ったりすることができなくなりました。
眠れないので痛み止めを飲み続ける毎日と大好きなバレエもできなくなり、気持ちが追い込まれ精神的にまいっていました。

何か治療法はないかとYoutube動画を見ていた時、オクノクリニックの五十肩に関する動画をみつけて初診予約をしました。

治療時の所見FINDINGS

右肩の後面の痛みが強いとのことでした。
このため、右肩の後面に分布する血管を中心に治療することとしました。

右大腿動脈からカテーテルを挿入し、右肩周囲に分布する動脈を検索しました。
甲上動脈の造影です。肩上部の後面に広く分布します。

モヤモヤ血管を認めました。
細かいチエナム粒子を注入したところ、モヤモヤ血管は見えなくなりました。

治療後の経過FOLLOWING THERAPY

まず治療後すぐに軽さを感じました。駐車場で腕を伸ばして駐車券をとる動作が痛かったですが痛みが軽くなりました。腕を伸ばすときも治療前のような激痛が走ることはなり、痛み止めを飲まなくても夜、眠れるようになりました。
カテーテル治療はドキドキしましたが痛い日々に比べたら早く治療をうけたい気持ちが強かったので、うけてよかったです。
カテーテル治療の痛みを感じることはなく、先生が声をかけてくれたので安心して治療をうけました。健康診断の内視鏡検査のほうがつらく感じたぐらいです。
自分のQOLを高めるためにカテーテル治療を早くうけてよかったと思います。

脇の部分が固く理学療法士のリハビリを定期的にうけています。もう少し改善したらバレエの初心者コースを再開しようと思っています。





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