ヨーロッパの学会誌 CVIRに肩こりへのカテーテル治療の論文が掲載されました。
※CVIRとはヨーロッパのカテーテル治療の研究誌としてで1番大きな学会誌です。
「肩こり」は、いままで重篤な病気としては捉えられていませんでした。
しかしオクノクリニックを訪れる患者さんの一部で、肩こりによる痛みが極めて強く、日常生活が障害されている方がおられます。
今回の論文は、そのような重症の肩こりの患者さんにカテーテル治療を行い、痛みの改善だけではなく、睡眠の改善や生活の質が上昇したという内容を記載しています。
[論文のタイトル]
Effects of Transcatheter Arterial Microembolization on Persistent Trapezius Myalgia Refractory to Conservative Treatment
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33083854/
上記の図は、左図がカテーテル治療前、右図が治療後半年になります。
42人の患者さんに治療をして、日常生活、睡眠、気分などに大きく影響があったのが、右図で改善しているのがお分かりいただけると思います。