新型コロナウィルスへの当院の取り組みについて
①少ない通院回数で慢性痛を治療します
痛みの治療をしたいものの、頻繁に通院することにご不安が強い方も多いと思います。
何度も通わないと良くならないとなると、余計に躊躇されるのではないでしょうか?
当院では、開院当初から「根本的に痛みの原因を治療して、少ない通院で満足のいく結果を出すこと」を重要視してきました。
このため、これまでにも極めて少ない通院回数で、慢性痛を改善させてきた実績があります。
2019年には1年間に2094名の方が新たに受診されましたが、そのうち72.8%の方が1回の治療(内容は注射、動注、またはカテーテル治療のいずれか)により改善しており、85.7%の方が、2回目の通院で改善しています。ここでいう「改善」とは臨床的に有意な痛みの改善(痛みがゼロでないにしても、明らかに良くなったと感じる程度の改善)を意味しています。
このように少ない通院回数で除痛が得られているのは、私たちがもともと「対症療法ではなく、痛みを根本から治療したい」という目標をもって、診療にあたってきたためとも言えます。
痛みの治療はどうしてもオンラインではできません。
このため、できるだけ少ない通院回数で満足のいく治療をすることにこれからも努めていきます。
② 自主的に全スタッフの定期PCR検査を始めました
皆様に安心してオクノクリニックでの診療を受けていただけるように、医師をはじめ診療に関わる看護師、受付事務を含む全スタッフを対象に、自前で新型コロナウイルスのPCR検査を定期的に実施しています。
これはドイツで行われている取り組みで、医師や医療従事者が週に1-2度のペースで、定期的にPCR検査を自ら受けてチェックするというものです。
新型コロナウイルスにおいては、すでに報道されているように、無症状の段階から他者に感染させる可能性があるとされています。
当然ながら当院スタッフも感染をしないように手洗い、換気、三密を避けるなどの日々の感染予防の取り組み、また少しでも症状が出たら自宅待機など一般的な対策を徹底していますが、さらなる取り組みとしてPCR定期検査を開始しております。
1週間ごとに検査で陰性を確認してから診療にあたるようにしています。
もちろんPCR検査で陰性であったからと言って、100%感染していないという証明にならないことは重々承知していますが、何も検査をしないよりは知らぬ間に感染していたなどの事態を未然に防げる可能性があると考え実施しております。詳細についてお知りになりたい方は、クリニックまでお問い合わせください。
③ 予約時間の厳守に努めています。
当院は完全予約制であり、一度にたくさんの人がいらっしゃることはありません。また、待ち時間をできるだけ少なくするために、予約時間通りに診療を始められるよう取り組んでいます。
④ 改善しなかった場合、手術代は返金しています。
効果がなかったらどうしよう?と二の足を踏んでしまうことはだれしもあると思います。
当院は2019年8月より、カテーテル治療を受けられた方で改善が見られない場合は、材料費を除いた治療費を返金する制度を開始して、現在も続けております。
ぜひ料金ページの詳細もご参照ください。
⑤ 診察で密接にならないよう、診察室に入る前に症状が把握できるように取り組んでいます。
患者さんがご自身のスマートフォンなどの端末から、初診時の問診などのうちのほとんどを済ませることができます。
このため、診察室で詳細に経過をご説明いただく手間や時間、密になることを避けるよう努めています。
⑥オンラインでの運動指導やアフターケア
痛みが改善したあとの、身体の動かし方の指導や、ストレッチなどのセルフケアも重要です。
当院では理学療法士による通院スタイルのコンディショニングに加えて、Zoomなどのオンライン通話システムを利用した運動指導を自宅で受けていただけるようにしています。現在は15分の指導を無料で何度も受けていただける形で提供しています。
このため、改善したあとも自宅にいながら再発予防に取り組めます。
今後も皆さまに安心して診療を受けていただけるよう、新型コロナウイルスへの対策を進めていき、随時アップデートしていきます。