アスリート・インタビュー
Athlete Interview- ホーム
- アスリート・インタビュー
- 体操 土橋ココ選手
オクノクリニックはスポーツ選手・アスリートに対する治療も行っております。
実際にオクノクリニックで運動器カテーテル治療を行った、アスリートの方のインタビューをご紹介します。
インタビュー6体操 土橋ココ選手

リオオリンピックの閉会式で、東京オリンピックのプロモーションに登場し話題になった選手。東京オリンピック代表に期待されている若きホープ土橋ココ選手にお話を聞きました。
体操選手の思いについて
ーいつも練習はどれぐらいしていますか?
またご自身で、身体のケアなど気をつけていることあればお聞かせください。

土橋
平日は、4時間ほど。
休日は、午前3時間、午後3時間の合計6時間2部構成にて練習をしています。
週6日の練習です。月曜日がオフ日になっています。
練習終わりのストレッチ(身体のケア)は、欠かさず行っています。
中学、高校の時の練習やちょっとした怪我がどんどん増えると、大学時には身体の故障個所として症状がでてきます。
大学1年のとき、段違い平行棒から落ち両肘脱臼の大けがをしました。
大学4年間は、ものすごく短い。そんな貴重な時間の中、1年生で大怪我を背負い時間が無くなっていくことで、メンタル面の負担も大きかったです。時間をかけて治していくしかない経験を積み、身体のケアの大切さは承知しています。
ーオリンピック出場に向けての思いや熱意をお聞かせください。

土橋
オリンピックは、小さいころからの夢。
きっかけは、北京オリンピックの体操を初めてテレビでみたことです。
同じ体操部所属のスタッフが北京オリンピックに出場していたのを見て、その姿がものすごくかっこよく見え、強く憧れました。私もあの舞台に立ちたいと、強くおもったことを覚えています。
そして今、時が経って自分の体操実績を得るごとに、オリンピック出場が実現できるものだと思ってきました。出場可能な話だと、思っています。
東京オリンピックの日本選手の代表争いは、正直とても厳しいと想像はつきますが諦めずに、何が何でも代表として勝ち取りたい強い思いがあります。
ー大学生活や体操部のお話など、お聞かせください。
友達や、部員との日常生活での楽しみ方やすごしかたなど

土橋
大学に来て思ったのは、大学はでかいな。なんて大きいんだ!が第一印象。高校・中学・小学校とはまったく違い環境が違うと思いました。人数もとんでもない生徒数がいるので、驚きました。
体操部の同期が5人います。勉強面のわからないところを聞き合えるのが嬉しいです。寮で暮らしているぶん、身近ですぐにコミュニケーションがとれる環境です。
体操部は、とっても仲がいいです。いい意味で、上下関係がまったくありません。
練習の雰囲気や環境においても、どこの大学やクラブとも違う感じだと思います。
表現すると、体操が大好きな人が集まっていて、わちゃわちゃしていて、でも真剣!だからとても楽しいです。
メイクの知識は本当に欲しい。
講習なんてやってないのに、武庫川女子大学 メイクさんに試合でメイクしてもらえて試合に出れる環境はすごい。
就職活動のメイクはどうしたらいい。勉強になる。
痛みについて
ーいつぐらいから、痛みについて悩まれるようになりましたか?
取り組まれていた治療についてもお聞かせください。

土橋
2019年9月ぐらいから、足首がちょっと痛いなと気になりました。
もともと足首の怪我は何回か繰り返していたので、弱くなっていたと思います。
まえまえから痛みがありましたが、9月に入ってからは違うところが痛いなと思っていました。すぐに、治療したかったのですが試合があり休むわけにもいかないので、練習は継続していました。
何か痛みを解決できる方法はないかと思い、大学にいるトレーナーの先生に診てもらったり、近所の整骨院に行き電気をあてたりしていましたが、痛みがとれなかったです。日に日に痛みが酷くなり、MRIやレントゲンも撮り診察しましたが、詳しい情報が分かりませんでした。この左の足首の痛みは、なんなのかと悩んでいた時期でもありました。
そんな時、トレーナーの先生の紹介もあってオクノクリニックを知りました。
痛みが治るのであればと思い、訪問を決めました。
ーオクノクリニックの治療を受けてみてどのように感じましたか?

土橋
カテーテル手術を受けましたが、一瞬で終わり、術後にすべきことと言えば、カテーテルの挿入口に貼ってある絆創膏を定期的に替えるくらい。運動制限もなかったことがありがたかったです。一刻も早く試合に出たくて気持ちも焦っていたので、トレーニングを一日でも休むのが嫌でした。
ーオクノクリニックの初診を受ける際のお気持ちをおきかせください。

土橋
病院が嫌いで怖いイメージを持っていたのですが、足首の痛みの不安は大きく痛みの原因が分かり治るのであれば診てもらいたいと思い初診をうけました。
初めて奥野先生に会って、診察いただいたときカテーテル治療で痛みがとれますと言われました。「よくなります」と言われたことに、気持ちがだいぶ落ち着きました。
その言葉で救われました。
日々、痛みを我慢しながら練習し耐えることが辛かったので、少しでも治るならカテーテル治療をうけたいと思いました。
ーカテーテル治療をうけて、体験とお気持ちの部分お聞かせください。

土橋
病院のカテーテル治療室の空間や麻酔をすることが初めての経験だったので、とても怖く試合とは違う緊張感で、心臓がバクバクしました。
ベッドに寝たときは、説明は聞いていましたがどんなことをするのだろうと不安な気持ちがありました。
実際、始まったら痛みを感じませんでした。薬が入ったとき、痛みと熱い感覚があり叫んでしまいました。
治療の間、スクリーンで自分の体が見られたのは驚きでした。自分の体にカテーテルが入るのを見られたのは、初体験でした。面白かったです。
面白かったのですが、治療時間は長く感じましたし、早く終わってほしかったです。
ー治療後、現在はどうですか?

土橋
現在は、まったく痛くないです。治療前は、練習の時ジャンプも痛くてできない状態でした。
必要最低限しか、回数をこなせれなかったのが、痛みがどこ行ってしまったのかっていうぐらい、練習がやりやすくなり足首の痛みがなくなりました。
モチベーションものとてもあがっています。本当に練習が楽しいです。
とても強い痛みで困っていましたが、全然痛さが消え驚いています。
調子こいちゃって、めっちゃ練習しています。
ー最後に、体操にかける思いをお聞かせください。

土橋
中学・高校時代は、しんどくてもがんばって乗り越えていくことに必死でした。
何のためにやっているか分からず体操が楽しいと思うことがなかったです。
大学に入学したことをきっかけに環境が変わり、今の大学生活がとても充実しています。
体操が大好きです!と自信をもっていえます。
スポーツが好き!楽しいって!武庫川女子大学の体操部はいつも楽しく練習しています。
スポーツ界では珍しい雰囲気だと思います。
大好きなスポーツで、日本という地元開催だから絶対オリンピック頑張ります!

その他のアスリートインタビュー
-
ソフトボール 重石華子選手練習を続けるたびに痛みが増す左手首インタビューを見る
-
ハンドボール 後藤大慧選手ケガとは違う長引く膝の痛みインタビューを見る
-
プロテニスプレーヤー 荒川晴菜選手繰り返す足(足首・くるぶし付近)の痛みインタビューを見る
-
プロゴルファー 澤田知佳選手グリップを握ることができないほどの手首の痛みインタビューを見る
-
ソフトボール 山本優選手オリンピック金メダルの裏側にあった、自分にしかわからない痛みインタビューを見る
-
バスケットボール ローヤシン選手病院で異常なところは何もないと言われ続けた膝の痛みインタビューを見る
-
車いすバスケットボール 藤本怜央選手顔を洗うのも手が届かないほどの肘の痛みインタビューを見る
-
陸上ハードル 佐藤大志選手ハードルが飛べないほどの痛みも、再発のストレスや不安がなくなったインタビューを見る
-
フットサル 船越弘幸選手20年間の膝の痛みが、たった2か月でなくなったインタビューを見る
-
バレーボール 三橋聡恵選手日常生活もままならなかった、股関節の激しい痛みインタビューを見る