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- プロテニスプレーヤー 荒川晴菜選手
オクノクリニックはスポーツ選手・アスリートに対する治療も行っております。
実際にオクノクリニックで運動器カテーテル治療を行った、アスリートの方のインタビューをご紹介します。
インタビュー13プロテニスプレーヤー
荒川晴菜選手

17歳でプロテニスの世界に飛び込んだ元気いっぱいのプロテニスプレーヤー荒川晴菜選手にインタビューしました。
ーテニスとの出会いを聞かせてください

荒川
最初、遊びで父親と姉がテニスをプレーしている姿をみて私もお遊びではじめたのが出会いでした。テニスで遊ぶことがどんどん楽しくなり、3歳からラケットを転がして遊び5歳になるころにはしっかりテニスをしていました。父からテニスを教えてもらいテニスクラブに通うようになりました。
ー2017年にプロに転向され思いや心境の変化などお聞かせください

荒川
もともとプロを目指していました。小学校1年の時から七夕の短冊に書くほどでした。16歳の時(2016年)が大きな転機となりました。
プロの大会に出場しプロとしての世界ランキングを自分で獲得したことです。プロに進みたいと強く思い、翌年2017年に、当時はまだ高校3年でしたが、プロの世界へ自分の意思で進みました。
痛みについて
ー痛みが気になりはじめた頃についてお聞かせください

荒川
プロに転向した2017年ぐらいから足の痛みが気になりました。練習や試合のテニスプレーに関連する負荷が増えたからか足の痛みが繰り返すようになりました。
歩くことはできても足(足首・くるぶし付近)が痛く、テニスがしたいのに休む必要がありました。思いっきりプレーしたいのにテニスができないことがストレスでした。
足首を捻らないようにサポーターの装着やアイシング、ふくらはぎのマッサージなど足のケアを行って過ごしていました。そんな日々だったのですが、2020年にコロナ渦で大会がなくなった時に、本格的な治療を受けて痛みを完全にとりのぞきたいと思いました。
ですが軟骨を取りのぞく手術はテニスが半年できなくなると聞いていたので復帰するまでの何かいい方法はないかと父が調べてくれました。そこでWebサイトを通じて、オクノクリニックのカテーテル治療を知りました。
ーオクノクリニックの初診はどうでしたか?

荒川
軟骨を取る手術をしたほうが痛みは無くなるのかなぁと思っていたら、「カテーテル」「モヤモヤ血管」と聞いたことない単語が奥野先生の話から出てきて「どういうこと?」と半信半疑で、ドキドキしながら聞いていました。
ですが説明を聞くなかで、痛みをとりのぞくにはカテーテル治療をうけた方がいいと思いました。他の患者さんの症例が参考になりました。また休む日数や治療後のリハビリが不要だったこともカテーテル治療を受けようと決めた要因でした。
身体にメスを入れず、体に負担のかかる薬をつかうわけでもないカテーテル治療の実施はマイナスにならず必ずプラスに働くと思いました。
また痛みに悩みプレーができずに悩んでいる私の姿を知っていた父は、わたしより前向きにカテーテル治療を検討していました。
ーカテーテル治療をうけた時のお気持ちをおきかせください

荒川
最初は怖くて全身麻酔で寝かせて欲しい!と、自分の意識がある中での治療は怖いのでは、と思っていました。しかし、実際始まってみると、治療の痛さは今までも経験している注射の痛さよりも少なく、思った以上に大丈夫でした。
治療中は、ただ天井を眺めながら、「カテーテルは入っているのかな?」「どんなことやっているのかな?」と思っていました。
カテーテルが入っているという感覚は全くなく、薬が痛みの部位に注入された時は足が少し熱くなるのを感じました。普段痛いところと一緒の場所だったので、悪い箇所があったんだなぁと思いました。
ー治療後の経過はどうでしたか?

荒川
痛みは明らかに減りました。カテーテル治療前は、練習で疲れが溜まると痛みがあり数日の休みが必要でしたが、治療後は休みが必要にならず、痛みが出たとしても次の日には練習に戻れるぐらいに改善しました。
日が経つほど痛みが軽減していくと聞いていたので信じて待っていたら治療から2週間後には気にならないくらいに痛みが軽減しました。
以前はいつも足を気にしながら練習していたので、その心配がなくなり思いっきりプレーできるようになりました。また雨の日に痛くなる症状もなくなりました。
カテーテル治療後はずっと調子よく過ごせていたのですが、治療から2年が経ったときに、練習で足を1か月に2~3回ほどひねってしまい、右足・左足ともに痛みがおきるようになりました。大会直前にぎっくり腰もしてしまい数週間経っても痛みがひかず困っていたので、再度オクノクリニックで両足と腰のカテーテル治療をうけました。
個人差はあると思いますが、今回とても即効性を感じたのが腰のカテーテル治療です。治療をうけた次の日からまったく腰に関して、痛みやストレスを感じることがなくなりました。2週間後に大きな大会に出場でき、テニスの試合を思う存分できるいい状態に改善しました。
テニスは勝ち進むと1週間に1回のペースで試合があります。腰が痛いままでは、力を入れることや体を伸ばすことができなくなりベストなプレーができません。
腰は重要な部分のためカテーテル治療をやって本当によかったと思っています。治療後もすぐにスポーツが再開でき、トレーニングに専念できたこともよかったです。
足も腰も今後も経過を見る必要があると思いますがしっかりケアしていこうと思います。
何かあってもまたオクノクリニックで診てもらえることが安心できる要素です。
ー最後にテニスにかける思いをお聞かせください

荒川
小さい頃からテニスをやってきて、プロになりテニスができていることが幸せです。カテーテル治療のおかげで痛みがなくなりました。来年からベストパフォーマンスでトップの選手とわたりあえたらと思います。
不安もストレスもなく100%の力でテニスができることがうれしく思います。

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